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ロビンフント(Robin Hund)

これ持ってましたー

犬の盗賊を集めてお宝をゲットする記憶ゲーム。手番には2枚の場札から1枚を取る。紋章がないカードは自分の手札に入れ、5種類揃ったらお宝カードを1枚もらえる。紋章があるカードは誰かに渡し、相手が持っていなければ、その相手の手札の枚数分だけ犬コマを進めて、1周したらお宝カードを1枚もらえる。
カードを渡したとき、相手が持っていると何もできない。だから相手が何を持っているか覚えておいて、まだ手に入れていないと思われるものを渡さなければならない。ところが、カードは揃うたびに捨てるのでどんどん移り変わっていく。うろ覚えで渡して残念!持ってましたーという場面が多い。
規定枚数の宝カードを取るか、宝カードの中に描いてあるお宝が規定数に達したら勝利。記憶が弱かったが、いい宝カードを引いて勝利できた。
Robin Hund
E.ヴァイス/ハバ(2010年)
2〜5人用/6歳以上/15分

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ブルゴーニュ(Burgund)

1つのダイスからアクション無限

アレアが来春発売を予定している新作の試作版。作者のフェルトがアレアから発表するのは通算5タイトル目になる。エッセン国際ゲーム祭では、入り口にほど近いラベンスバーガーのブースから隔離され、奥まった9番ホールでひっそりとデモプレイが行われていたにも関わらず、次のゲームに入ろうと並んでいる人がいるのはアレアのブランド力を感じる。
基本はダイスゲーム。ダイスを振って、出目に対応するエリアからタイルを取り、自分のボードの出目に対応するマスにタイルを置く。タイルにはさまざまな特殊能力と得点パターンがあり、自分の戦略にあったタイルを選択することで差をつける。
タイルには、自分の街を広げる六角形のタイルと、勝利点などを得る四角形の商品タイルがある。街タイルは、常に隣接して置かなければならず、置けるカラーも決まっていて、置く順序もよく考えなければならない。
ダイスの目を増減できるチップがあり、また同じ目でもできるアクションが複数用意されているので、運の要素は高くない。むしろ、無数にある選択肢からベターな選択を重ねていくことになる。したがってプレイ時間も長めで、初プレイでは2時間を超える。
編集者S.ブリュック氏直々のインストによりメビウスおやじさんたちとプレイ。1ラウンドだけの参加で、メビウスママさんに代わって頂いたが、考えることがたくさんあって刺激的なゲームだった。
Burgund
S.フェルト/アレア(2011年予定)
2〜4人用/12歳以上/30〜120分