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カルカソンヌ日本選手権、代表決まる

カルカソンヌ日本選手権が本日、すみだ産業会館サンライズホール(東京・錦糸町)にて行われた。優勝した小向真之介氏には、10月にドイツで行われる第6回世界大会への参加権と、副賞としてドイツまでの往復航空券と期間中の宿泊券が贈られる。
2001年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したタイル配置ゲーム『カルカソンヌ』の世界大会は2006年から毎年開催されているが、日本選手権が行われるのは初めて。日本語版を販売する水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズが主催した。
申し込み順で66名定員のうち53名が参加。5回の予選で上位4名が決勝に進出し、予選1位対4位、2位対3位で準決勝を行い、それぞれ勝者が決勝に進むというルール。優勝は小向真之介氏、2位以下は伊賀上一希氏、村田かなえ氏、小沢徹也氏という結果になった。
今年の世界大会は10月23日、エッセン国際ゲーム祭の期間中に行われ、24カ国が参加する。今年は初めて、大会のモニター中継(パブリックビューイング)も行われる予定だ。来月行われるドミニオン日本選手権のチャンピオンと共に、日本代表の活躍に期待したい。
カルカソンヌ日本選手権:結果速報
Spielezentrum Herne:6th Carcassonne World Championships 2011
spielbox-online:Public Viewing bei Carcassonne- und Dominion-Meisterschaften

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西部幽霊鉄道(Spectral Rails)

幽霊たちを故郷の街に
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ゴーストタウンの幽霊たちを列車に乗せて、故郷に送り届けるボードゲーム。お盆にぴったりのボードゲームを考えていたところ、ふうかさんから教えてもらった。
レールを敷いて幽霊列車コマを移動し、立ち寄った街で幽霊を乗せる。幽霊チップには故郷の街の名前が書いてあり、そこまで行くと幽霊を降ろして得点になる。列車には幽霊を何人も乗せられるので、効率よく回りたい。
面白いのは、ほかの人が敷いたレールは無料で通れるが、自分が敷いたレールはもう通れないというところ。レールはカードを出して敷くが、カードには限りがあるので、うまくほかの人のレールを利用しなければ遠くにいけない。しかしほかの人が通った後にはもう幽霊がいなかったりする。ときには先手を打っていいところを取る必要もある。
そして幽霊列車らしいと思うのは、レールがどんどん消えていくところ。レールにも限りがあり、足りなくなると、前に置いたところから取り除いて配置する。利用しようと思っていたレールが目前でなくなってしまうことも。
毎ラウンド、リーダーの競りを行う。手札のカードは競りにもレール敷設にも使い、ラウンドの最後に半分しか返ってこないので無駄遣いできない。リーダーは、スタートプレイヤーを指名できる。時と場合に応じて、自分がスタートプレイヤーになるか、下家をスタートプレイヤーにして後手番になるか決めよう。
スタートプレイヤーを取り続けたくさのまさんの次で、レールを利用させてもらってチップをどんどん集めた私が1位。限られたカードとレールで、行き先を考えるのはパズルチック。さらにほかの人の妨害もあっていやらしい。
Spectral Rails
M.ドンタンヴィル(Morgan Dontanville )/ズィーマンゲームズ(2011年)
3〜4人用/10歳以上/75分
Amazon.co.jp:西部幽霊鉄道 (Spectral Rails)