ドキドキの爆弾クイズ
その後、数多く発売されたクレニアムシリーズの中の1作。タイマーがランダムに設定される電子機器を用いる。
親はカードを引いて、今回のお題が与えられる。お題のジャンルは相変わらず4つ。「お化け屋敷にあるものといえば(粘土)」「オリンピック種目に入ってほしい競技(単語)」「私が鳴き声を真似できる動物の種類(数字)」「私がもっと時間をかけてしたいこと(ジェスチャー)」というように出題される。親が答えを自分で決められるので、見ず知らずのアメリカネタに悩まされることがない。
親は機械のフタを開けて答えを書き込み、フタを閉じたらスタート。機械から怪しげな音楽が流れるので、すぐ左どなりの人に渡す。そしてジャンルによって粘土をこねたり、ジェスチャーをしたりする。単語だったら最初の1文字だけ、数字だったら答えるたびに「それより上」「それより下」だけを言う。これをもとに、ほかの人は答えを当てる。外れたら機械を次の人へ。
機械にはタイマーが内蔵されており、いつ終わるかは毎回異なる。時間が終わる前に正解すれば、親も子も得点になるが、時間が切れてドカーンという音がすると、その時機械を持っていた人以外が得点。だから思いつかなければ適当な答えを言ってさっさと渡してしまうのがよい。
「お化け屋敷にあるもの」で私が粘土で作った「卒塔婆」を初手番で当てたまあさんがその後も順調に得点を重ね1位。「オリンピック種目に入ってほしい競技、C」で一発目から「カルカソンヌ」が出て正解とか、みんなお互いの性格が分かっている。
Cranium Conga
フォレスト・プザン・クリエイティブ/クレニアム(2003年)
3〜6人用/8歳以上/30分
国内未発売