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保育園でボードゲーム

近くの保育園の親子行事に呼ばれてボードゲームを遊んでもらった。以前、保育士さんたちの研修に呼ばれ(Tweet)、子どもたちが楽しんでくれて、親からボードゲーム名の問い合わせがあったことから実現した。コロナ明けで4年ぶりの親子行事だという。

小学生向けボードゲーム教室を頼まれたときの10のポイント」で、8人に1人の割合でスタッフの先生をつけることを提案したが、今回は小学生ではなく3~5歳の園児である。ルールを聞いてもらうどころか、席に着かせることすら難しいかもしれない。しかも親子合わせて60名以上という大人数で、1卓4人として、未就学児でも遊べるボードゲームを15タイトル以上を用意する必要があった。

そこで1週間前に園を訪ねて、保育士さんを対象に1時間ほどのゲーム選定会&ルール講習会を実施。当日まで少し遊んでおけるよう、そのままボードゲームを置いてきた。園にもいくつか備品があり、結局当日遊ばれたのは次のボードゲームである。複数用意できたものもあり、全部で9種類。

  1. スティッキー(Zitternix)
  2. カヤナック(Kayanak)
  3. ベルズ(Bellz!)
  4. くるりんパニック(Loopin’ Louie)
  5. スリルボム(Thrill Bomb)
  6. ごきぶりキッチン(Kakerlakak)
  7. テンポかたつむり(Tempo, kleine Schnecke!)
  8. テディーメモリー(Teddy Memory)
  9. ドブルキッズ(Dobble Kids)

最初に子ども抜きで保護者対象の講演。最近子どもと一緒にしたことを隣同士で話し合ってもらい、平日子どもが寝る前に15分くらい遊ぶのはブルーライト遮断になり、家事をみんなで一気に終わらせることで大人の時間ももてること、近くで買える場所と選び方、そして子どもと過ごせる時間は今後思ったほど多くないこと、親子で楽しかった思い出は一生残ることなどを話した。

その後、親子2組で4人組になり、15分くらい遊んだら次のゲームに移るという方法で2~3ゲーム遊んでもらった。遊びたがらない子や飽きてしまう子もいたが、保護者がマンツーマンでついているので混乱もなく、十分楽しんでもらえた様子だ。子どもは勝っても負けても、感情をストレートに表出するのが微笑ましい。また、親が子どもの前で真剣になっている姿もいいものである。

終わってからは「忙しい中でも子どもと遊ぶ時間を大切にしたい」「ルールは簡単なのに、意外と考えるところがあって大人でも楽しめた」などの感想を頂いた。ここでだけでなく、ぜひ家庭でも遊び続けてもらいたいと思っている。

hoikuen

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「北海道ボドゲ博5.0」7月15日札幌市民プラザにて

札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオ(地下鉄大通駅徒歩2分)にて7月15日(土)、「北海道ボドゲ博5.0」が開催される。10:30~15:30、入場料800円(電子チケット)。

2018年から毎年開催され、「0.5」を含めて6回目となる同人ボードゲームイベント。約300人が来場した昨年と同様、今年は入場時間を30分ずつずらしての3部制入場となるほか、午後は当日券500円で入場できる。

出展団体は54団体。地元北海道をはじめ、ゲームマーケットで活躍する人気サークルも出展し、創作作品を作者自らが頒布する。試遊卓付きブース、地元サークル「同人ボドゲを愛でる会」による試遊卓、フリー卓も設けられ、じっくり遊んでいくことができる。

北海道ボドゲ博公式サイト