マーダーミステリーゲーム『ゲノムの塔』『最期のソワレ』8月4日発売
グループSNE/cosaicは8月4日、マーダーミステリーゲーム『ゲノムの塔』を発売する。ゲームデザイン:しゃみずい、アートワーク:タンサン、7人用、15歳以上、180分、3850円(税込)。
ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第18弾。シリーズ初登場のしゃみずい氏(インコグ・ラボ)による作品で、近未来の先端生命研究所が舞台。設定の特殊性や文章量により難易度は星3となっているが、重厚な体験を得ることができる。
西暦2045年、ひとりの天才が世界を変えようとしている。宇宙へと延びる機動エレベーター完成式典の朝。先端生命研究センター、通称「ゲノムの塔」に7人の男女が集まっていた。あらゆるウィルスを駆逐する奇跡の新薬を完成させた天才、マユズミ博士から、不穏な行動を匂わせるメールを受け取った。だが、話し合いもかなわぬまま、博士の姿が密室から忽然と消えた……!? 人類の命運が、あなたたちの選択にかかっている。
また同日、少人数・短時間で遊べる「マーダーミステリーミニ(MMM)」シリーズとして『最期のソワレ』を発売する。ゲームデザイン・秋口ぎぐる、アートワーク・タンサン、5人用、15歳以上、60分、2200円(税込)。
少人数・短時間で遊べるMMMシリーズの第11弾。『死体と温泉』『5人の銀行強盗』『キャンプ場の殺人鬼』『別荘殺人』などの秋口ぎぐる氏がデザインした。今度の舞台は深夜の劇場である。
千秋楽前夜、ステージ上で主演女優の死体が発見された。駆けつけた関係者の脳裏には同じ光景がよみがえっていた。約半年前、稽古期間中に起きた女優の死。これは彼女の呪いなのか? 死体を隠し、千秋楽を乗りきろうと考える面々。だがさらなる問題が持ちあがった。死体のそばに「もうひとり殺す」と書かれたメモが落ちていたのだ。この中に殺人者がいる。その殺人者は、さらなる犠牲者を求めている!5人の演劇人は身の安全と真実、そして自らの秘めたる目的のため、深夜の劇場をさまよいはじめる……。
三重ロンデルで宮殿建築『サビカ』日本語版、8月10日発売
アークライトゲームズは8月10日、『サビカ(Sabika)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.P.ミラン、イラスト:L.ベフォン、1~4人用、14歳以上、60~120分、9680円(税込)。
オリジナルはルドノヴァ社(スペイン)から2022年に発売された作品。デザイナーのミランには『美徳』などの作品がある。イベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝(13~15世紀)に、貴族としてアルハンブラ宮殿を建築する。
メカニクスは相互に関連する三重構造のロンデルで、3種類のワーカーを移動して宮殿の増築、諸外国との貿易、詩の彫刻を行い、名誉点を競う。手番には自分のワーカーをロンデル上で移動させ、移動先のアクションを行う。遠くまで移動したり、移動先に他のワーカーがいるとお金がかかる。アクションを終えたワーカーは横になり、次のラウンドまで使えない。
それぞれのアクションではお金、資源、商品が必要になり、綿密なマネージメントも求められる。全員のワーカーが横になったらラウンド終了し、収入や貢物などの処理を行ってからワーカーを復活させて次のラウンドへ。5ラウンドでゲーム終了となる。
ロンデルを変更し、イベントを加える上級ルール、オートマと対戦する1人用ルールも収録。遊びごたえのあるゲーマーズゲームだ。
内容物:ゲーム盤 1枚、個人作業ボード 4枚、倉庫タイル 24枚、開始時タイル 10枚、初期倉庫タイル 16枚、封印トークン 9個、主要建造物タイル 21枚、スルタンの望みタイル 9枚、商材袋 1枚、ルール説明書 1冊、リファレンスシート 1枚、ワーカーコマ 16個、スルタンのワーカーコマ 8個、船コマ 36個、名誉点マーカー 4個、パリアマーカー 4個、恩恵マーカー 4個、資材トークン 105個、ラウンドマーカー 1個、カード 90枚、都市タイル 12枚、閉鎖タイル 3枚、親マーカー 1個、商材トークン 24個、ディナール金貨 43枚、イベントタイル 14枚、ユースフのワーカータイル 4枚、ユースフのアクションボード 1枚、ユースフのワーカーカード 26枚(カードサイズ68mm×49mm)
(写真は英語版)