高円寺フェスでおもちゃッカ展
11月12〜13日、東京・高円寺にて高円寺フェス2011が開かれ、南口駅前広場にて行われる「おもちゃッカ展」に、すごろくやとサイ企画が出展する。
すごろくやブースでは 「名人?にチャレンジ!」コーナーが設けられ、サイ企画ブースは新作『ストリームス クロス』のお試し版を100円で、普及版を500円で販売する。
『ストリームス クロス』は、すごろくやで販売されている『ストリームス』の後継作。十字架状のマス目を8の目がある特製サイコロを振って埋めていく「ダイス ストリームス」と、みんなが一斉に出した指の数で埋めていく「フィンガー ストリームス」の2つのルールで遊ぶことができる。お試し版は特製サイコロ5個のほか、カラー得点シート10枚入り、普及版は100枚入り。
そのほか、サイ企画ブースでは『それはオレの魚だ!』を快適に遊ぶことができるようにする専用ボードも100円で販売する予定。ボードゲーム関連以外にも面白そうなイベントが目白押し、今週末は高円寺へGO!
・高円寺フェス2011:おもちゃッカ展
・高円寺0分すごろくや:11月情報その3:12日&13日 高円寺フェス2011
東フリースの羊追い(Ostfriesisches Schafe-Schubsen)
進まなくてもダメ、進みすぎてもダメ
ドイツのボードゲームサイトH@LL9000が、公開10周年を記念してエッセン国際ゲーム祭に出展した作品。500部限定で製作された。現地で買って現地でプレイ。
手札のカードは0〜9の10枚。ここから3枚まで選んで、最大3桁の数字を作り一斉に公開。この数字だけ自分の羊が進むことになる。ボードは一列10マスになっており、たとえば「76」と出したら右に7つ、上に6つ進めばよい。使ったカードは残り3枚になるまで手札に戻ってこない。
時計回りに羊を進めた後、今回一番進まなかった羊はペナルティとして浮き輪を失う。このほか、間違って池に止まったときも(後からきた羊に押し出されることも)浮き輪を失い、手持ちの浮き輪がなくなった羊は脱落してしまう。一方、一番進んだ羊には、後から進む数を調整できるボーナスタイルをプレゼント。
飛ばしすぎてもいけない。コースは2枚のボードからなり、後方のボードは、最後の羊が出ていったときにスライドする。進む先のボードがないと即脱落。ほどほどに、ときには賭けに出て進む必要がある。
ゲームは、残り2匹だけになったときに、より後ろにいるほうが勝ち。突然訪れる終盤に備えて、スピード調整をしておかなくてはならない。今回は、karokuさんが一気にダッシュをかけたときにふうかさんがまさかの牛歩。ボードがスライドせずにkarokuさんは盤外へ。私もそこそこ進んでいたため、ふうかさんが後になって勝利。
karokuさんが盤外に出なければ、ふうかさんが浮き輪を失うという賭けだった。ほどほどに進むのは難しく、ほかの人のカード使用状況を踏まえた読み合いが楽しい。
Ostfriesisches Schafe-Schubsen
F.ガルトナー、H.P.シュトール、U.ヴァインカウフ/H@LL9000
3〜8人用/10歳以上/30〜45分
限定販売品(500部)