『ファブフィブ』日本語版、5月13日発売
ニューゲームズオーダー(東京・立川)とタンサンアンドカンパニー(京都)は5月13日、イタリアのブラフゲーム『ファブフィブ(Fab Fib)』日本語版を発売する。3-10人用、10歳以上、20-30分、1500円。
うそつきの、うそつきによる、うそつきのためのカードゲーム。絶版になって久しかったものの、パーティーゲームの傑作として日本人のボードゲーム愛好者に広く知られた一品がついによみがえった。
3枚のカードを引いて、その組み合わせで3桁の数字を言う。カードには0〜9の数字が書いてあり、3桁の数字は降順(853とか)にしなければならないが、ウソをついてもよい。次の人はウソだというか、3枚を受け取って、1枚を交換する。受け取ったら、前の人より高い数字を言わなければならない。必然的にどこかでウソをつかなければならなくなるわけで、スリルがどんどん高まっていく。
2004年にキダルトゲームズ社(イタリア・ミラノ)から多言語版で発売され、日本語ルールも同梱されていたが、キダルトゲームズ社の活動休止によって入手難となっていた。今回は『ヒットマンガ』で知られるタンサンファブリークによる親しみやすいイラストで生まれ変わった。また日本語・英語版となっており、海外展開もにらむ。
5月13日のゲームマーケットが初売。会場で購入した人にはオリジナルプレゼントも用意されている。
・タンサンアンドカンパニー:ファブフィブ
東京都葛飾区がボードゲームを募集
東京都葛飾区は、区制施行80周年などを記念して、小学生向けボードゲームの制作会社を公募している。応募は5月21日まで、葛飾区消費生活センター(立石・ウィメンズパル内)に直接持参のこと。
ボードゲームのテーマは消費生活・食の安全・環境問題・ネットの安全な活用・葛飾区の産業を楽しく学べるもので、授業用と遊び用の2種類を用意する。5〜6人用の普通版を147セット、30人くらいで遊べる大型版を3セット。予算費用は税込231万円まで。事業者であれば、個人・法人を問わない。
応募の中から審査を通過すると、提案と見積りの提出を求められる。さらに審査でプレゼンテーション・ヒアリングを求められ、6月末に採用を決定。9月末までに納品する。
東京都葛飾区は東京東部の下町エリアで、『男はつらいよ』シリーズの舞台になった柴又帝釈天や、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で知られる亀有がある。
詳しくは下記のホームページにて。
・葛飾区:消費者教育用体験型ボードゲーム制作委託業務事業者を募集します