スマホ連動ボードゲーム『絶叫!おばけ屋敷ゲーム』7月7日発売
バンダイは7月7日、スマートフォンと連動して遊べるボードゲーム『絶叫!おばけ屋敷ゲーム』を発売する。2〜5人用、9歳以上、3780円。
1980年に発売され80万セット以上の大ヒットとなった『おばけ屋敷ゲーム』2回目のリメイク。ボードにはおばけ屋敷が描かれており、プレイヤーはマスの指示にしたがって、おばけと戦いながらそれぞれコマを進め、一番先におばけ屋敷を脱出した人が勝ちとなる。
ルールはほぼ初版を踏襲しているが、スマートフォンの無料専用アプリをダウンロードして遊ぶと、ゲームの進行に合わせてリアルな映像・音・振動が発生する。アプリケーションには「普通」と「怖い」の2種類の恐怖レベルが搭載されており、好みに合わせてレベルが設定できるほか、随時アップデートを行い、登場するおばけの種類やイベントの内容を更新していく予定となっている。
アプリで発生するイベントは25種類以上あり、ガラスが割れる音や悲鳴がなったり、事前にアプリで撮っておいた写真が心霊写真になったりと多彩。ボスおばけとの対決では専用のカードチップを識別させて戦う。
アナログゲームにデジタル要素を組み入れる試みは世界的に行われているが、スマートフォンのアプリを利用するのは初。専用機器を付属しないことにより、価格を抑えることにも成功している。なお、スマートフォンなしで遊ぶことも可能。
・バンダイ:絶叫!おばけ屋敷ゲーム
ドイツ年間キッズゲーム大賞に『フビを捕まえろ!』
ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は11日、ハンブルクにてキッズゲーム大賞の発表と授賞式を行った。先月21日に発表されていた3タイトルから『フビを捕まえろ!(Schnappt Hubi!)※』が大賞に選ばれた。
受賞したデザイナーのS.ボーゲン氏。©Spiel des Jahres e.V.
『フビを捕まえろ!』は迷路の中で、目に見えない幽霊のフビを探し出す協力ゲーム。手がかりは付属の電子コンパスが指示してくれる。対象年齢は5歳からだが、電子コンパスがドイツ語でしゃべるので外国人には遊ぶのが難しい。電子機器のついたゲームが受賞するのは、同じラベンスバーガー社による『誰だったでしょう?』(2008年)に続き4年ぶり2回目となる。
本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月9日、ベルリンで行われる。
・Spiel des Jahres:”Schnappt Hubi!” ist das Kinderspiel des Jahres 2012
※先日のニュースでは『取ってフビ』と翻訳していましたが、ゲーム内容にしたがって変更しました。