数寄ゲームズは12月9日、『レサファ(Resafa)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:V.スヒィ、イラスト:M.ペイヘル、1~4人用、14歳以上、60~150分、9900円(税込)。ゲームマーケット2025秋にて先行販売された。
デリシャスゲームズ(チェコ)から昨秋発売されたゲーマーズゲーム。西暦3世紀の中東で栄えた都市レサファで、商品を売買すると共に、水路、工房、庭園を建設して勝利点を競う。
ゲームは6ラウンドで進行する。手番にはアクションカードを3枚だけプレイするので、全部で18手番しかない。3枚の手札から1枚をプレイし、カードの色に応じてボーナスカードを組み合わせ、工房の建設、資源の生産、庭園の建設、運河の建設、交易などを行い、トラックを進める。プレイヤーごとに異なる初期デッキは6枚しかなく、2ラウンドで使い終わった6枚が戻ってくる仕組み。
偶数ラウンドの終了後に雨季になり、建設した水路からの得点が得られる。ゲーム終了後、集めたスカラベ、建設した工房・庭園・運河、希少な商品である壺やスパイス、カードなどが勝利点となり、合計点の多いプレイヤーが勝利する。
アクション数は少ないが、ボーナスカードによる強化によってさまざまな展開を生み出す。仮想プレイヤーと対戦するソロモードあり。

