『スモールワールド:王国』多言語版、本日発売
ホビージャパンは本日、ファンタジー陣取りゲーム『スモールワールド』の拡張セット『王国(Realms)』を多言語版で発売した。2〜6人用、8歳以上、40〜80分、4200円。拡張のため単体では遊べず、プレイするには日本語版が発売されている『スモールワールド』か、今秋日本語版が発売予定の『スモールワールド:アンダーグラウンド』が必要となる。
パズルのように組み合せて使ういろいろなかたちの地形タイル26枚と、12本のシナリオ、各種マーカー・トークンが入った拡張セット。
優秀な地図職人として名高い「帝国主義のウィザード」が作った地図には、スモールワールドの小さな洞窟や秘密の種族までもが精巧に記されていた。ところが大変動によって地形は大きく変わってしまい、国境線を引き直して、新しい王国をつくらなければならない。
『ケイラス』多言語版、本日発売
ホビージャパンは本日、フランスで王様のお城を建設するボードゲーム『ケイラス(Caylus』多言語版を発売した。2〜5人用、12歳以上、60〜150分、6300円。
2005年にイスタリ社(フランス)から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞特別賞、ドイツゲーム賞1位、国際ゲーマーズ賞大賞、オランダゲーム賞1位、フランス・トリックトラック賞金賞、日本ボードゲーム大賞フリーク部門2位など高い評価を得た作品。今回、同社のリメイクに合わせて多言語版になった。
13世紀末フランス。国境の村でフィリップ4世王の命により、街づくりと城の建設を行うことになった。プレイヤーは棟梁となって、。街にある建物に自分の職人を置いて、資源を手に入れたり、新しい建物を建てたりする。建物にはたくさん種類があり、どの建物を使うかによってゲームの展開が変わるのが魅力だ。
自分の労働者を、まだほかの人の労働者が置かれていない建物に配置して、建物特有のアクションを行うという、いわゆるワーカープレイスメントゲームの元祖とされる。ヒット作の『アグリコラ』は、このゲームを手本に作られたことでも知られる。
自分が建てた建物をほかの人に使ってもらえると名声を得られるが、街の途中には監督官がいて、その先の建物は使えない。賄賂を払って動いてもらうことになる。この監督官をめぐる駆け引きも面白い。
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