ロール&ライトで猫の家づくり『ハウス・オブ・キャッツ』日本語版、12月20日発売
テンデイズゲームズは12月20日、『ハウス・オブ・キャッツ』日本語版を発売する。ゲームデザイン:W.アティア&K.オストビー、イラスト:Y.モッス、1~6人用、6歳以上、15分、3850円(税込)。
アポルタゲームズ(ノルウェー)から今秋に発売された猫テーマのロール&ライトゲーム。『ケイラス』のアティアと『リバイブ』のオストビーのコンビ作品である。
ゲームは全員同時進行で進む。毎ターン振られる4つのダイスから3つを選び、各自自分のシートに数字・猫・ネズミを描き入れる。同じターンの3つは原則として隣接して描き込まなければならない。
2~5までの数字は、その数だけ繋がると部屋が完成し、隣接しなくても良くなったり、数字を増減できたりといった特殊効果が使えるようになる。「ネコ」と「ネズミ」はレベルによって異なる条件を満たすことで得点になるが、部屋を作るときには邪魔になるのでどこに描き込むか悩ましい。
部屋の特殊効果はゲームごとに変わる上に、レベルは1~4まであり、それぞれシートが変わって得点条件が難しくなっていく。ゲームごとに展開が変わり、臨機応変なプレイが求められる。ゲーマーズゲームのデザイナーらしい、ひねりの効いたロール&ライトゲームだ。
日本版The One Hundred 2023、1位『テラフォーミング・マーズ』7年連続
好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が今年も12月1日から12月10日まで行われた。発起人はさとーとしき氏(twitter)、集計はゆれひ氏(twitter)。Google Formを使って各自がオールタイムベスト15を投票した。今年の投票者数は293名で、昨年(431名)から138人の減。〆切日がゲームマーケット2023春2日目と重なったことが減少の一因になったかもしれない。
1位は今年も『テラフォーミング・マーズ』で7年連続。7回の1位獲得で『カタン』とタイになった。得票率は23%と昨年の26%からやや下がったが、ほぼ4人に1人は投票した計算になる。10位圏内では『コンコルディア』が返り咲いた。最もジャンプアップしたのは『ごいた』で昨年の91位から45位。
新作の最高位は『テラミスティカ:革新の時代』で3位、次いで『チャレンジャーズ!』が6位。国産トップは『異世界ギルドマスターズ』と『ごいた』が同着。国産は107タイトル中8タイトルと昨年から-4タイトル。日本語版未発売の海外ゲームは11タイトルと昨年から+3タイトルとなっている。
過去の結果:2022年/2021年/2020年/2019年/2018年/2017年/2016年/2015年/2014年/2013年/2012年/2011年/2010年/2009年/2008年/2007年/2006年/2005年
毎年恒例、しのさんのゲーマー度チェックはこちら。
日本版The One Hundred 2023の結果発表に伴い「2023版のゲーマー度計算」を公開します。 https://t.co/MdF2OeiLum
2023年のボードゲームのゲーマー度簡単に計り、結果をツイートすることができます。ご活用頂けたら幸いです! pic.twitter.com/1WqCO5hdqw— しの🍆 (@see_know) December 13, 2023