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アークライトの名誉毀損訴訟、和解成立

アークライト社は19日、自社ホームページにて、ゲームデザイナーの池田康隆氏を名誉毀損で訴えた訴訟について、東京地裁で和解が成立したことを報告した。
アークライト社は昨年9月、ゲームデザイナーの池田康隆氏に対し、名誉棄損で500万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。池田氏の代表作である『シャドウハンターズ』を無許可で制作・頒布したあゆ屋の北崎あゆむ氏を、池田氏は「アークライトの役員さんだったと思う」などとツイッターで発言し、違法行為を放置している会社だという印象を抱かせたというのが提訴の理由。
両者弁護士を立てて継続的な意見聴取を行ってきた結果、10ヶ月後の7月18日に和解が成立した。和解内容は、池田氏のツイッター発言を訂正し謝罪すること、公告した後にツイッターアカウントを削除すること、500万円の損害賠償請求を取り下げることなどとなっている。
この件について池田氏はツイッターにて、弁護士から正式に話を聞いていないのでコメントできないという旨のツイートを行っている。ボードゲーム愛好者のツイートでは、アークライト社の対応に否定的な発言が目立つ。
アークライト:和解成立のお知らせ

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居椿氏の新作、台湾から発売

『もんじろう』『ストリームス』などで知られるデザイナー、居椿善久氏の新作『拾猫鍋(Cat 10)』が、台湾の大玩卓遊社から今週発売される。日本国内を経ずに、海外の出版社から直接発売されるのは珍しい。アジアの出版社では、韓国の出版社から発売された荒井由行氏の『空飛ぶチーズ』以来2例目。サイトでは「日本合作企画」と書かれている。
YouTubeで評判になった土鍋の中で眠るかわいい猫「ねこ鍋」がテーマ。1~6点のねこ鍋カードを1枚ずつめくって、合計が10点にできたら得点になるが、10点を越えたらバーストとなって何ももらえない。いつでもやめていいが、8点や9点から思い切ってもう1枚めくれるかどうかの勇気が試される(1~2点のカードが多く入っているため、8点か9点からキャットテンが成功しやすい)。
また途中でカードをめくるのを止めてサイコロを振り、ほかのプレイヤーからカードを奪うチャンスもある。かわいい猫のイラストも注目だ。
発売は、27~28日に台湾で行われる同人誌即売会「ファンシーフロンティア」が初で、日本で販売されるのは、秋のゲームマーケットになる見込み。
大玩卓遊