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OKAZU brandの2タイトル、ゲームフィールドから再版

熊本のボードゲーム専門店ゲームフィールドは、OKAZU brandの人気タイトル『セイルトゥインディア(Sail to India)』と『パトロナイズ(Patronize)』の豪華版を発売した。
OKAZU brandはゲームマーケットで評価の高い同人サークル。海外の出版社からも注目され、『ひも電』『トレインズ』などの外国語版も発売されている。そのOKAZU brandが今年のゲームマーケットで「500円ゲームズ」として頒布し、すぐに売り切れた2タイトルが装いも新たに帰ってきた。
『セイルトゥインディア』は大航海時代、各寄港地の商品を売ったり技術を使ったりしてインドを目指す航海ゲーム。12枚の寄港地カードが並び、はじめスタート地点であるリスボンに近い3枚だけが見えている。そこから先は未開の地だ。
寄港地には産物2種と、建物を建てることのできる場所が2ヶ所ある。寄港地に自分の船を移動させたら、産物を独占したり、建物を建てたりできる。産物は売ってお金と勝利点にする。お金は船の速度を上げたり、建物を建てたり、技術を習得したり、船・勝利点・資金の保持をするためにも使う。苦しい状況をどのような方法でうまくマネジメントしていくのかが楽しい作品だ。デザイン林尚志、3~4人用、12歳以上、60~90分、3000円。初版からのルール変更あり。
ゲームフィールド:セイルトゥインディア
OKAZU brand:パトロナイズとセイルトゥインディアがゲームフィールドさんから発売
セイルトゥインディア
『パトロナイズ』はルネッサンス時代のイタリア・トスカーナ地方を舞台にしたカードゲーム。プレイヤーは豪商で、さまざまな能力を持った人物達のパトロンとなり、その力を誇示する。
1枚ずつカードを出して強い人が取るというトリックテイクゲームだが、手札がラウンド数よりも2枚少なく、パスできるところが特徴。パスをすると、ほかの人が出したカードを取ることができる。しかしパスをし続けて最後まで手札に残った手札は失点になってしまう。そのほか、各人物から集める成果物や、ゲーム中1回だけ使える「保護」というルールなど、ひねりの利いたカードゲームだ。デザイン林尚志、3~5人用、10歳以上、30分、2500円。
ゲームフィールド:パトロナイズ
パトロナイズ
先日お伝えしたM.シャハトの伝説の名作競りゲーム『ムガル(Mogul)』日本語版も同時発売となった。3600円。あわせてどうぞ。
ゲームフィールド:ムガル日本語版

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カードゲームのiOSアプリ、無許可販売か

ボードゲームデザイナーのR.クニツィア氏が、ツイッターでiOSアプリ制作者のイシズカカズハル氏についての連絡先または情報を求めている。


イシズカカズハル氏は、『ゼロ』『ウントチュース!』『ゼロの恐怖』『ニムト』『ハゲタカのえじき』『サメ警報』『ラッキーナンバー』『大きさ比べ』『ドメモ』『ゲシェンク』といった名作カードゲームをもとにiOSアプリ版を制作し、別タイトルをつけ、85円で販売している。クニツィア氏が情報を求めていることから、デザイナーの許可を得ないで公開している可能性がある。
appszoom:KAZUHARU ISHIZUKA
Yahoo!マーケット:Kazuharu Ishizukaのアプリケーション
この件について情報をお持ちの方は、ツイッターでクニツィア氏にメッセージを。
追記:イシズカカズハル氏がツイッターで名乗り出て、権利関係を知らずに公開したこと、データを削除すること、これまで販売した利益は受け取らないことをクニツィア氏に伝えた。クニツィア氏は謝罪を受け入れ、解決したことを表明した。
Twitter:Kazuharu