日本のアナログゲーム市場、2015年は151億円
日本玩具協会は7日、2015年度玩具市場規模調査結果を公表した。全体の8,003億円のうち、。トレーディングカードゲームが復活したほか、「トミカ」「リカちゃん」など定番商品が売上げを伸ばし、好調だった前年並みの売上げを確保した。「一般ゲーム、パズル、その他」の市場規模は151億円で、前年比3%増。
この調査は日本玩具協会の会員企業と、東京おもちゃショー出展企業の出荷額をベースに、さまざまな角度から調査・推計したもの。デジタルゲームは含まれていない。TCGとジグソーパズルは別立てで、それぞれ963億円、114億円の売り上げ。前年比10%増のTCGが、「一般ゲーム、パズル、その他」の6倍以上となっている。
ドイツのボードゲーム市場(ボードゲーム出版社協会調べ)は近年約4億ユーロ(475億円)で推移している。ドイツ市場にはまだまだ及ばない状況が続いている。
・日本玩具協会:2015年度の玩具の国内市場規模は8,003億円で前年並み、主要10分野では102.2%
親子向けお奨めゲーム本、すごろくやから
スモール出版は23日、子どもと遊べるお奨めボードゲーム紹介書籍『おうちでボードゲーム for ママ&キッズ』を発売する。すごろくや著、A5フルカラー128ページ、1800円。すごろくやでは15日昼から先行販売され、限定の特製しおりも特典として追加される。
ママと子どもがおうちで遊ぶときに、本場ドイツ製のボードゲームを中心に、50タイトルの魅力と活用方法を紹介するガイドブック。「世界観の魅力」「わいわい遊ぶ」「心理・感受性」「頭を柔らかく」「じっくり集中」の5つのジャンルに分けて紹介する。
対象年齢や人数、所要時間、ルール難易度に加えて、「パパOK」「2人OK」「子ども同士」というシチュエーションに合わせた適性を表示。さらに、次のステップとしておすすめを示し、簡単なものからステップアップしていけるようになっている。
「子どもがゲームに負けるとスネてしまう」「集中力がない子どもに向いたボードゲーム」「遊ぶときに年齢差がある場合はどうしたらいいか」など、よくあるシチュエーションにすごろくやの丸田店長が答えるコーナーなど、コラムも充実。家庭だけでなく、子どもが参加するゲーム会に行く人にもためになる内容だ。
発売記念イベントとして25日(土)13時から、高円寺「す箱」にて、「親子ボードゲーム広場」が開かれる。受付で書籍を購入、または書籍提示で入場できる。詳しくは下記リンク参照。
高円寺0分すごろくや:ゲーム関連書籍紹介:おうちでボードゲーム for ママ&キッズ