『マンション・オブ・マッドネス:境界を越えて』日本語版、2月22日発売
アークライトは2月22日、クトゥルフ神話をテーマとしたボードゲームの拡張セット『マンション・オブ・マッドネス第2版 拡張:境界を越えて(Mansions of Madness: Second Edition – Beyond the Threshold)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.センテル・ダンク、G.ホールディングハウス、N.ヴァレンス、1~5人用、14歳以上、120~180分、3800円(税別)。プレイするためには『マンション・オブ・マッドネス』(第2版)が必要。
無料のアプリがシナリオを進行するボードゲーム。第2版初の拡張セットで、オリジナルは昨年の年明けにファンタジーフライト(アメリカ)から発売された。新しいシナリオが2本追加され、神話的な出来事と対面する。
過去と未来の真実を探求する過程で、致命的な過ちを犯す者は後を絶たない。失敗に終わった儀式のなか、その姿は原型をとどめぬほど変容する。おのれの意志を凌駕する超越的な存在の下僕となり、禁断の知識など、ものともしなくなる。〈戸口に潜むもの〉が時空の外より、この世界を操る方法を探っている。探索者たちは、危険極まりないヨグ=ソトースのこの企みを阻止する手段を見つけ出さなくてはならない。さもなければ自身もまた、意思なき隷属という、先達者たちと同じ道に連なることになるであろう。
新たなマップタイル、モンスター、探索者、ダメージ、恐怖、呪文、アイテム、状態カードが同梱されており、プレイヤーたちをさらなる狂気へと誘う。
内容物:ルールシート1枚、マップタイル6枚、探索者カードとコマ2枚(2個)、一般アイテムカード8枚、特殊アイテムカード1枚、呪文カード10枚、状態カード9枚、ダメージカード4枚、恐怖カード4枚、モンスタートークン4個、モンスターコマ4個、炎/暗闇トークン16個、クルートークン10個、NPCトークン7個、壁トークン2個、キートークン4個(※カードサイズ:40×62mmが36枚、119×69mmが2枚)
「浄土双六ペーパークラフト」プロジェクト開始
ようがくじ不二の会は19日、クラウドファンディングサイトKibidangoにて、「浄土双六ペーパークラフト」を開始した。全6回にわたってワークショップが開かれるほか、7800円以上の出資で製品が送られる。2月23日まで。
『浄土双六』は仏教の世界観に沿って、地獄から極楽までを巡る江戸時代の伝統ゲームで、PLENLUNOが近年復刻しゲームマーケットにも出展されている。これをペーパークラフトでジオラマ化しようというプロジェクトである。手がけるのは『御朱印あつめ』『檀家 -DANKA-』『WAになって語ろう』とお寺ボードゲームシリーズを製作してきたようがくじ不二の会。
今回の特色は、出資者がワークショップに参加できるところが特徴となっている。今年の3月から現世編、地獄編、須弥山編、天界編、ほとけ編、まとめ編の6回のワークショップが行われ、僧侶が登壇する。当サイトの管理人も3月6日に開かれる第1回の現世編に招待されている。場所はいずれも東京・深川の陽岳寺。
クラウドファンディング内容は7800円の出資で製品と墨跡うちわ、8000円で製品とワークショップ1回券など。
1月28日、陽岳寺にてプレイベント「仏教とボードゲームトークショー」が開かれる。仏教とボードゲームのつながりと役割について、ボードゲーム研究家の草場純氏、『現代版浄土双六』の仕掛人である望月哲史氏、そしてプロジェクト代表の陽岳寺・向井真人氏が語り合う。15:30から、参加費無料、申し込み不要。
・Kibidango:仏教の世界観を遊べる・学べる「浄土双六ペーパークラフト」を作りたい!