人材を集めてコンボ!『マジェスティ』日本語版、12月16日発売
アークライトは12月16日、『マジェスティ(Majesty: deine Krone, dein Königreich)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.アンドレ、イラスト・A.ハイトジーク、2~4人用、7歳以上、20~40分、3800円(税別)。ゲームマーケット2017秋に先行販売されている。
『宝石の煌き』のM.アンドレ(フランス)がデザインし、今秋のエッセン・シュピールでハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発売された作品。小さな国の領主となって、人材を集めて国を豊かにするカードゲーム。
各プレイヤーの前には7種類の建物があり、製粉所には粉屋、城は貴族というようにそれぞれ対応する人材がおり、手番には中央に並んでいる人材カードの中から1枚を選んで配置していく。人材を置くとその建物が発動し、収入を得たり、ほかのプレイヤーに攻撃を加えたりできる。収入額は以前に置いた人材が多いほど高く、ほかの建物と連動していることもあるので、累積させたり組み合わせたりして高収入を目指そう。
中央からカードを取るときは、一番端が無料で、それ以降は取りたいカードの手前までコストとしてミープルを置かなければならない。自分が欲しいカード、他の人に取らせたくないカードに、コストが加わって悩ましい選択となる。
最後は建物ごとに村人の数を数え、それぞれ1位のプレイヤーにボーナスが与えられる。また、置いてあった村人の種類の二乗がボーナスになるため、一点に集中しすぎるのも得点が伸びない。遊ぶたびに理解が深まり、繰り返しプレイしたくなる作品だ。
内容物:人物カード60枚、建物カード32枚、ミープルカード4枚、コイン70枚、ミープル30個、ルール説明書1冊、建物カードの特殊能力早見表1枚(カードサイズ:43.5×67.5mm(人物カード)/59×91mm(建物カード、ミープルカード))
ゾンビ映画ゲーム『ラストナイト・オン・アース』日本語版、12月2日発売
ホビーベース/イエローサブマリンは12月2日、ゲームマーケット2017秋にて、ゾンビゲーム『ラストナイト・オン・アース(Last Night on Earth: The Zombie Game)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・J.C.ヒル、イラスト・J.S.ヒル、2~6人用、12歳以上、60~90分、10000円(税別)。
オリジナルはフライング・フォッグ・プロダクション(アメリカ)から2007年に発売された作品。英語版以外が出るのは初となる。ゾンビ役のプレイヤー1名(または2名)とヒーロー役のプレイヤー残り全員で対決する1対多のボードゲームだ。生き残り、救出、脱出などいくつかのシナリオがあり、それに従ってヒーローたちは一致団結し、ときには己の命を犠牲にしてまでも戦い抜く。ゾンビはどんどん盤上に現れ、人間側の行く手を阻み、追い詰めていく。
ヒーローとゾンビの戦闘は6面ダイスを使い、武器カードなどによって補正がある。またヒーローにはそれぞれ特殊能力があり、ゲームボードも可変式。ヒーローとシナリオとボードの組み合わせによって、毎回違うゲームが楽しめる。
ボックスアートと同様、カードも写真が入っており、ヒーローとゾンビのミニチュアも充実。さらにオリジナルサウンドトラックCDも入って、ゾンビ映画の感覚でプレイできる一作だ。