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「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」でボードゲーム特集

3月4日に日テレ系のテレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」は、「世界のテーブルゲームを遊び尽くせ!」というテーマで出演者が、田中直樹氏(ココリコ)のガイドで6タイトルのボードゲームを遊んだ。タイトルは舶来感を出すためか、国内流通するものとは異なっているものもある。
スタジオ内にはボードゲームがずらりと並べられ、一通り見たあと、田中氏がみつくろって次々とプレイした。プレイされたのは「アラジンズフライングカーペット(空飛ぶじゅうたん)」、「ゴーストブリッツ(おばけキャッチ)」、「シュラーフミッツ(そっとおやすみ)」、「トイレットトラブル」、「ナンジャモンジャ」、「パイフェイス」の6タイトル。はじめは乗り気でなかった様子の参加者たちも次第に夢中になっていた。
ツイッターの反応では『そっとおやすみ』と『ナンジャモンジャ』に興味が高かったようだ。いずれも高円寺のボードゲーム専門店「すごろくや」が日本語版を製作し、国内流通している。

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ザ・プロファイラー(Profiler)

あることないこと議論して
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6人の人物カードの中から、親のプロファイリングをもとに、1人を当てる協力ゲーム。フランスのカクテルゲームの作品である。創造力を働かせて、分かるわけもないことを皆であーだこーだ議論するのが楽しい。
写真の例は候補者が次の6人。実在の人物もいるし、想像上の人物もいる。またローカライズも行われていておなじみの人物も多い。親はこの中からランダムに、今回の当ててもらう人物を割り当てられる。
・クリストファー・コロンブス
・ブルース・リー
・初音ミク
・ボブ・マーリー
・バットマン
・孫正義
親のプロファイリングは、「クラスで一番である」が+5、「この人は誰かの結婚式にすぐ参加する」が-1だった。このように、ランダムに2つのお題が渡され、親は+5~-5の評価を行う。あとは喋ってはいけない。ほかのプレイヤーはこのプロファイリングをもとに1つずつ消去していき、正しく消去できる度に得点が入る(最後の1人が正解で5点入ることになる)。
「まずクラスでは正体を隠しているからバットマンはないんじゃね?」「正解!」「コロンブスも結婚式に参加しなさそう」「正解!」「初音ミクは学校に行ってない」「正解!」「ボブ・マーリーは結婚式に参加しそう」「正解!」……実際どうかは分からないが、イメージで答えていく。そのイメージが一致しなければ、議論が起こるわけだ。
「ブルース・リーは学校行ってないでしょう」「でもいたら強さでは一番だよね」「孫正義がクラスで一番って、勉強?」「会社のつきあいで結婚式に来るかもね」「じゃあ孫正義を消去で!」「残念!」「え、なんでー?」「孫正義は忙しすぎて結婚式に行けないと思ったんですよね」「そうか!」……これを親を交代して5ラウンド。満点25点中何点取れるかにチャレンジする。
質問と人物が合っているとは限らないし、キャラクターがかぶっている場合もあるが、その人物のニュアンスを単なるイエス・ノーではなく、10段階評価で伝えられるところが面白い。話が自然と弾んで盛り上がるコミュニケーションゲームである。
Profiler
ゲームデザイン・R.ギャロニエ/イラスト・スティボ
カクテルゲームズ(2017)+ホビージャパン(2018)
3~8人用/12歳以上/30分