Posted in 国内ニュース

メビウスゲームズ25周年ゲーム大会、7日から参加受付開始

水道橋のボードゲーム専門店「メビウスゲームズ」は4月7日(土)、豊洲文化センター(東京都江東区)にて開店25周年を記念してチーム戦のゲーム大会を開催する。1チーム4~6人で、参加費は1人2000円。参加申込は7日からメビウスゲームズの通販サイトにて。
メビウスゲームズは1993年に東京・九段下でお店をオープンした。5年前の2013年には開店20週年を記念してゲームデザイナーのR.クニツィアを招き、オリジナルゲーム『京都』を発表している。
今回の大会は2時間を3セット行うタイムテーブルで、1セット目は『ハゲタカのえじき』『ウミガメの島』『コロレット』『ゼロ』、2セット目は『キングドミノ』『ゲシェンク』『すずめ雀(3月発売)』『コンプレット』、3セット目は『ラミー17』『カルバカード』『イチゴリラ』『ナンバーナイン』をプレイした後、最後に全体ゲームとして『マネージャガ』をプレイする。
チームのメンバーはそれぞれのセットで各ゲームに分かれてほかのチームと対戦し、成績をチームごとに加算して優勝を決める。定員は36組。参加チケットは4人分8000円を購入し、5~6人の場合は追加料金を会場で支払う。いつも遊んでいる仲間、しばらく会っていなかった友達などと誘い合って応募しよう。
メビウスゲームズ:メビウスゲームズ25周年ゲーム大会

Posted in

究極の選択-いい質問だ!-(That’s a Question!)

そんなこっちに決まって……ウソ~!
thatsaquestion.jpg
「ウンコ味のカレーかカレー味のウンコ、どっちを選ぶ?」など究極の選択が流行したことがある。そんな質問を自分で作って、ほかの人を悩ませてみようというチェコのゲーム。『コードネーム』のフヴァチルがデザインし、可愛いリスのイラストを付けて昨年のエッセンでリリースされた。
質問は「あなたはどちらを選びますか?」「この世からなくなったら困るもの」「最悪なものはどちらだと思いますか」の3つ。いずれも2択になっていて、そこに手札からカードを出して問題を作る。順番に出題者となり、誰かを指名し、問題を作って問いかける。
指名された人は正直に、どちらにするか密かにAかBのカードで決める。ほかのプレイヤーは、どちらを選んだか予想してAかBのカードを出し、答え合わせ。予想があっていれば予想した人の得点、外れた分だけ出題者の得点となる。つまり、できるだけ悩ましい問題を作って、正解を減らすことが出題者の腕の見せどころとなるわけだ。
ところが自分にとって常識だと思うことが、ほかの人にとって常識でないという事実を学ぶことになる。悩むだろうと思って作った質問が、回答者もほかの人も全員一致でどちらかだったとき。あるいは絶対当たると思って予想したのが(自身があれば得点が3倍になる「スーパーひとしくん」を付けてもよい)外れたとき。どうしてその回答にしたか聞けば目からウロコ。その人の見方も多少変わるかもしれない。
国産でも『マジョリティーパーティー 』や『あなたを知らないあなたの隣人』など、ほかのプレイヤーの選択を予想するコミュニケーションゲームがあるが、このゲームは選択肢のファンタジーがなかなかぶっ飛んでいて(お国柄かピンとこないものもたまにあるが)、いろいろな比べ方ができるのがクリエイティブだ。
That’s a Question!
ゲームデザイン・V.フヴァチル、イラスト・S.メーディング
チェコゲームズ出版(2017年)+ホビージャパン(2018年)
3~6人用/15歳以上/30分