つながる3つのシナリオ『マーダーミステリー:ザ・トリロジー』4月19日発売
グループSNEは4月19日、『マーダーミステリー:ザ・トリロジー』を発売する。ゲームデザイン:秋口ぎぐる、6人用、18歳以上、360分(120分×3回)、4950円(税込)。
ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第20弾。『あの夏の囚人』『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』『廃城の錬金術師』などの秋口ぎぐる氏がデザインした。3つのシナリオを時系列的にプレイしていく。
第1部(ひとつめのシナリオ)は1980年、「療養所を脱走した連続殺人鬼」の噂がささやかれる田舎町が舞台。嵐が去ったあとの廃駅で起きた殺人事件を、その場に居合わせた謎の2人組と、「殺人鬼さがし」を行っていた子供たち、そして地元の巡査が解き明かす。
第2部はその10年前、1970年の「連続殺人鬼が隔離されている療養所」が舞台。2件の放火事件と、その間に発生した所長の死。その謎に、勤務医や研修中の医学生、職員、患者、入所者の面会に訪れていた刑事、なぜか施設内で育てられている子供らが挑む。
そして第3部は1990年、第1部と第2部で描かれた廃駅や療養所を内包する田舎町全体が舞台となる。10年ぶりに起きた殺人事件と、現場に残された「連続殺人鬼」のサイン……。過去にとらわれた関係者たちは、次の殺人を防ぎ、魂の救済を得ることができるのか?
各シナリオのプレイ時間は2時間前後。コンポーネントも盛りだくさんで、総プレイ時間6時間を超える圧倒的なボリュームの作品だ。
『キャンバス:フィニッシングタッチ』日本語版、3月28日発売
Engamesは3月28日、『キャンバス:フィニッシングタッチ(Canvas: Finishing Touches)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.チン&A.ナーガー、イラスト・L.フイン、1~5人用、14歳以上、30分、4950円(税込)。プレイするためには『キャンバス』基本セットが必要。
透明カードを重ね合わせて目標を達成する絵画作成ゲームの拡張セット第2弾。ロード・トゥ・インファミーゲームズ(アメリカ)から2023年に発売される作品だ。
新要素として額縁(フレーム)が加わる。4種類各1個ずつあって、対応する要素アイコンと創造性アイコンの合計数が最も多い絵が額縁に収められ、条件を満たすとプラチナリボン(4点)を獲得できる。また、額縁に収められた絵はゲーム終了時にボーナスをもたらす。
新しい得点カードは、1個だけの4種の要素アイコンがない「連続性」など、得点も難易度も高いものが多く収録されており、やりごたえがある。芸術カードも加わり、絵のバリエーションもさらに広がる。箱絵も第1拡張『キャンバス:リフレクション』とつながるようになっている。
内容物:芸術カード 30枚、プラチナリボン 15枚、拡張ボード 1枚、得点カード 8枚、背景カード 7枚、スリーブ 15枚、得点計算シート 1冊、フレーム 4つ