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キックスターターのテーブルトップゲーム部門が1億6500万ドル

クランドファンディングサイト「キックスターター」のテーブルトップゲーム部門は2018年、1億6500万ドル(183億円)の資金を集めたことが、ゲームサイト「Polygon」の調査によって明らかになった。2017年の1億3777万ドルから2723万ドル(前年比19.8%)の増。
テーブルトップゲーム部門にはボードゲーム、ミニチュアゲーム、カードゲーム、テーブルトークロールプレイングゲームが含まれる。合計で2337のプロジェクトが目標を達成しており、平均すると1プロジェクトあたり約7万ドル(770万円)が出資されたことになる。ビデオゲームのプロジェクトと比較すると総額で10倍、1プロジェクトあたりでも1.6倍。ビデオゲームの出資額が減少傾向にあるのと対照的になっている。
テーブルトップゲーム部門で昨年最も資金を集めたの『テインテッド・グレイル:アバロンの陥落(Tainted Grail: The Fall of Avalon)』で、歴代4位となる632万ドル(7億円)。ほかにも『バットマン:ゴッサムシティ史(Batman: Gotham City Chronicles)』が440万ドル、『ネメシス(Nemesis)』が428万ドルで歴代トップ10に入っている。いずれも精巧なフィギュアのついたボードゲームだ。日本からは昨年、アークライトの『デカスレイヤー』が485万円、ホビージャパンの『老師敬服』が220万円を集めて製品化・一般発売された。
テーブルトップ部門の出資総額は2015年の8460万ドルから、2016年には1億12万ドル、2017年には1億3777万ドルと著しい成長を見せており、この調子で伸びれば今年は2億ドル(220億円)に到達する勢いだ。
Polygon: Tabletop games dominated Kickstarter in 2018, while video games declined

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“Spielend für Toleranz”のTシャツを取り寄せてみた

ドイツ年間ゲーム大賞の審査員U.バルチ氏が昨年秋に始めたキャンペーン「ボードゲームを遊んで寛容になろう(Spielend für Toleranz)」のTシャツとトートバッグを取り寄せてみた。色やサイズの種類も豊富な上に思ったよりも安く手に入るのでおすすめ。
昨年のエッセン・シュピール会場で何人か、このTシャツを着ている人とすれ違った。もしかしたら会場内で売っているかも?と思い、ドイツ年間ゲーム大賞のブースで聞いてみたが「多分売ってないと思う」という答え。そこで帰国したら注文してみようと思っていた。
注文は下のサイトで受け付けている。男性・女性・子ども用ベーシック8.02ポンド(1200円)、良い生地を使ったプレミアム9.80ポンド(1500円)、おむつ止めのあるベビー用11.09ポンド(1700円)、トートバッグ6.86ポンド(1100円)。送料は今回、Tシャツ1着とトートバッグ(小)1枚で4.41ポンド(660円)だった。色はベーシックで4色、プレミアムで10色揃えている。支払いはペイパルが便利。
このロゴは無料で使用することができ、売上の一部が寄付されるということもないようだが、ドイツでは現在、各地で難民を含む外国人とボードゲームを遊ぶ集いが行われており、ドイツ年間ゲーム大賞も後援についている。
Shirtee> Spielend für Toleranz
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