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ドキュメンタリーフィルム”The Game Designers”、キックスターターにて

キックスターターで現在、ボードゲームデザイナーのドキュメンタリーフィルム制作プロジェクトが行われている。20ドル(2200円)の出資でダウンロード版、40ドル(4400円)以上の出資でDVDまたはブルーレイ、目標額3万ドル(330万円)、3月8日まで、英語。
世界的なブームを支えるボードゲームデザイナーたちの仕事をインタビューを交えて紹介するビデオ。『パンデミック』のM.リーコック、『花火』のA.ボザや、新人デザイナーに密着取材した。出資金はBGMや音響、色彩補正やグラフィックデザインに使われる。
制作にあたってR.クニツィア、U.ローゼンベルク、B.カタラ、V.フヴァチル、F.フリーゼ、M.ゲルツ、J.ステグマイアー、E.ラング、カナイセイジなどの各氏にもインタビューをしたというが、どこまで収録されるかは明らかにされていない。
本日現在のところ目標額の9割まで達成しており、もう一息といったところだ。
Kickstarter: The Game Designers By Zoom Out Media

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キックスターターのテーブルトップゲーム部門が1億6500万ドル

クランドファンディングサイト「キックスターター」のテーブルトップゲーム部門は2018年、1億6500万ドル(183億円)の資金を集めたことが、ゲームサイト「Polygon」の調査によって明らかになった。2017年の1億3777万ドルから2723万ドル(前年比19.8%)の増。
テーブルトップゲーム部門にはボードゲーム、ミニチュアゲーム、カードゲーム、テーブルトークロールプレイングゲームが含まれる。合計で2337のプロジェクトが目標を達成しており、平均すると1プロジェクトあたり約7万ドル(770万円)が出資されたことになる。ビデオゲームのプロジェクトと比較すると総額で10倍、1プロジェクトあたりでも1.6倍。ビデオゲームの出資額が減少傾向にあるのと対照的になっている。
テーブルトップゲーム部門で昨年最も資金を集めたの『テインテッド・グレイル:アバロンの陥落(Tainted Grail: The Fall of Avalon)』で、歴代4位となる632万ドル(7億円)。ほかにも『バットマン:ゴッサムシティ史(Batman: Gotham City Chronicles)』が440万ドル、『ネメシス(Nemesis)』が428万ドルで歴代トップ10に入っている。いずれも精巧なフィギュアのついたボードゲームだ。日本からは昨年、アークライトの『デカスレイヤー』が485万円、ホビージャパンの『老師敬服』が220万円を集めて製品化・一般発売された。
テーブルトップ部門の出資総額は2015年の8460万ドルから、2016年には1億12万ドル、2017年には1億3777万ドルと著しい成長を見せており、この調子で伸びれば今年は2億ドル(220億円)に到達する勢いだ。
Polygon: Tabletop games dominated Kickstarter in 2018, while video games declined