『シャドウレイダーズ:女王陛下の飛行船』5月31日発売
グループSNE/cosaicは5月31日、正体隠匿ゲームの拡張セット『シャドウレイダーズ:女王陛下の飛行船』を発売する。ゲームデザイン・池田康隆、アートワーク・磨伸映一郞、4~10人用、13歳以上、60分、1800円(税別)。プレイするためには『シャドウレイダーズ』基本セットが必要。
3つの陣営に分かれ、お互いの正体が分からないところからそれぞれの勝利を目指すゲームに拡張セットが登場。オリジナルは2006年にゲームリパブリックから発売された『シャドウハンターズ拡張』をベースにした10体のキャラクターに、今回新しく10体のキャラクターが加わる。
さらに、全員に攻撃できる代わりに全員から攻撃される「飛行船ボード」も新たに追加され、ダイナミックな展開が楽しめる。白/黒/推理カードによって、基本セットの8人から最大10人までプレイできる。
内容物:追加エリアボード「女王陛下の飛行船」1枚、追加キャラクターカード20枚、追加白のカード6枚、追加黒のカード4枚、追加推理カード6枚、追加プレイヤーコマ/ダメージコマ/表示コマ2色各3個、勝利条件一覧5枚、ルールブック1冊
住まいテーマのボードゲームグランプリ受賞『フォトムズ』、6月上旬発売
ディアシュピールは6月上旬、『フォトムズ』を発売する。ゲームデザイン・月並いおり、アートワーク・赤瀬よぐ、2~6人用、6歳以上、20分(+ルール説明5分)、2800円(税込)。5月25・26日に東京ビッグサイトで開催されるゲームマーケット2019春で先行販売される(特典としてプロモーション建物カード付き)。
ボードゲーム情報サイト「ボドゲーマ」と東中野のプレイスペース「ディアシュピール」が、不動産・住宅情報サービスの「LIFULL HOME’S」の協賛により開催した「ボードゲームグランプリ」で、応募213作品の中から最優秀賞に選ばれた作品(応募時は『バードウォッチング』)。『グラバー』『遙かなる喜望峰』を手がけた赤瀬よぐ氏をイラストレーターに起用し、OKAZU Brandの制作協力を得て製品化される。
スマホなどのカメラ機能を使い、協力して動物たちの溢れる理想の街を作り出す。事前にオーダーされた動物たちを街並みと共に写真に全て収まれば全員の勝利となるが、写真に入れてはいけない動物もいるため、上手く建物で隠さなければならない。写したい動物と写したくない動物を上手く配置するにはどうしたらよいか皆で相談して、会話が盛り上がる。
カメラ機能でコンポーネントを撮影するゲームとしては『サバンナスマイル』(ボドゲイム, 2018)があるが、箱庭感あふれる立体的な建物と、赤瀬氏の美しいイラストによって新しい魅力を生み出した作品。日本語ルールと英語ルールが付属し、海外展開も視野に入れる。