1列だけのビンゴ『パーティーキンゴ!』6月上旬発売
ディアシュピールは6月上旬、ドロー&ライトの数字並べゲーム『パーティーキンゴ!』を発売する。ゲームデザイン・居椿善久、アートワーク・TANSAN、1人から何人でも、6歳以上、15~20分、2800円(税込)。5月25・26日に東京ビッグサイトで開催されるゲームマーケット2019春っで先行販売される(特典タイル「-7」付き)。
すごろくやから発売されていた『ストリームス』を作者がセルフリメイクし、『エクストリームス』というタイトルでゲームマーケット2018春に発表したものが製品化された。3つの列に分けて記入できるトレーニングモードと、長い1列に記入していく本番モードがある。
数字が書かれたチップを袋からひとつずつ引き、引いたチップの数字を全員がプレイシートのマス目に記入していく。最後に、マス目に書いた数字が小さい数字から大きい数字になるように、いくつ並べることができたかによって得点を計算する。
どのマスに記入するかは各プレイヤーの自由で、全員が同じ数字を同じ順番で記入するのに、堅実に行くかハイリスク・ハイリターンで行くかで選択が分かれる。さらに「前の数字に+7するチップ」や、どこにでも置ける「キングチップ」が加わり、悲喜こもごもの歓声が飛び交うエキサイティングゲームが楽しめる。
・ディアシュピール:パーティーキンゴ!
ルートをつないで遺跡再建『ネビュラ』日本語版、6月7日発売
ジーピーは6月7日、『ネビュラ(Via Nebula)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ウォレス、イラスト・V.ジュベール、2~4人用、10歳以上、45~60分、3960円(税別)。
オリジナルはスペースカウボーイズ(フランス)から2016年に発売された作品。『ブラス』『蒸気の時代』などゲーマーズゲームで知られるM.ウォレスが制作したファミリーゲームとして注目された。フェアプレイ・スカウトアクション6位、ゴールデンギーク賞ファミリーゲーム部門ノミネート。日本では輸入版が流通していたが、資材コマを木製から厚紙製にすることで価格を約半分に抑えた。
プレイヤーは探険家となり、何世紀も前に繁栄した「ネビュラの谷」で霧に閉ざされた遺跡を蘇らせる。簡易アクションポイントと、協力可能なネットワークビルド、そしてピックアンドデリバーというメカニクスを複合しつつ、1時間以内で終わるゲームに仕上げている。
探険家を配置して資源を生み出すと共に、建設予定地にタイルを置き、その間を六角形のタイルを置いてつなぐ。つながったら資源を建設予定地に運び、建物を建設する。誰かが5つの建物を建設したらゲーム終了で、建物などの得点を合計して勝敗を競う。
六角形のタイルで作られるルートは誰でも利用可能であるため、協力して作るほうが早くつながる。しかし資源は建設予定地は早いもの勝ちで、どこまで協力し、どこで出し抜くか、駆け引きが楽しめる。得点方法がいくつかある上に、建物のちょっとした特殊効果もあり、遊ぶたびに多彩な戦術が楽しめる作品だ。