ドイツ年間キッズゲーム大賞2019に『バイキングの谷』
ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は本日、ハンブルクにてドイツ年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)の発表と授賞式を行った。先月ノミネートされていた3タイトルの中から、『バイキングの谷(Tal der Wikinger)』が大賞に選ばれた。昨年の『ドラゴンズブレス』に続くハバ社の製品で、国内発売はまだ始まっていない。
フランス人の夫婦デザイナーがデザインしたアクションゲーム。バイキングたちがボールを転がしてボウリングの要領で樽コマを倒し、お宝を集める。
手番にはボールを四隅に置いてバイキングの足で押して転がす。中央に置いてある樽を倒し、甲板にいるその色のバイキングを進める。止まったマスによってコインを受け取ったり、ほかの色のバイキングからコインを奪ったりするが、進みすぎて水に落ちたバイキングは何ももらえない。コインが全て分配し終わったらゲーム終了で、コインを最も多く集めたバイキングが勝つ。2~4人用、6歳以上、15~20分。
審査委員会は「指先の器用さでプレイできるエキサイティングな宝集めゲームで、甲板での位置取り戦術は考えどころがあり、経験を積みながら長く楽しめること請け合い」とコメントしている。ハバ社がドイツ年間キッズゲーム大賞で大賞を受賞するのは2年連続5回目。
本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月22日、ベルリンで行われる。
・Spiel des Jahres:Tal der Wikinger ist das Kinderspiel des Jahres 2019
— Spiel des Jahres (@SpieldesJahres) 2019年6月24日
GetNavi 8月号とじ込み付録でボードゲーム60選
本日発売の月刊誌『GetNavi(ゲットナビ) 8月号』(学研プラス)に、「一生遊べるボードゲーム傑作選60」と題して16ページにわたるとじ込み付録が付いている。
昨年の6月にも「進化するアナゲー。」と題した特集を組んだGetNavi。「もはや一過性のブームでなく、ひとつのカルチャーとして定着した感のあるボードゲーム」をさらにページを増やして特集し、往年の名作から最新ヒット作まで、おすすめタイトルを紹介する。
冒頭で「ボドゲ新3大トレンド」として、①超入門カードゲーム、②埋もれた名作の日本版リメイク、③日本発同人ゲームを当サイトの管理人が分析し、代表的な作品を紹介する。
次にシーン別ハズさないゲームとして「大人同士で楽しむ」パーティーゲーム・ライトゲーム、「親子・子供同士で楽しむ」キッズゲーム、「駆け引きを楽しむ」ゲーマーズゲームを紹介。合計60タイトル、当サイトの管理人、ホビーライターの河上拓氏(暮しとボードゲーム )、GetNavi編集部ホビー担当の保谷恵那氏のコメントも交えておすすめする。「大人も子どもビギナーもマニアも、何度プレイしても面白い」定番リスト。どんなタイトルが紹介されているか、書店で確かめてほしい。