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ホビージャパンゲームフェスティバル2019、6月29・30日開催

各種大会や新作の試遊会でボードゲームを楽しむイベント「ホビージャパンゲームフェスティバル2019」が6月29日(土)と30日(月)、東京・西新宿のベルサール西新宿(都営地下鉄西新宿五丁目駅徒歩6分)で行われる。両日とも10:00~21:00、入場無料(大会エントリーは有料)。
ドミニオン、パンデミック、ジャグルスピード、アイスクール、宝石の煌き、老師敬服の大会が行われるほか、限定グッズがもらえるプレイ・ホビージャパン、アズールやアイスクールの特大版などが試せる新作デモ・体験会コーナー、B級品割引や限定販売もある物販コーナーもある。
パンデミックは2人1組で同じ役割、同じ初期配置、同じ山札から成績を競うもので、優勝チームは10月に開催される世界選手権への出場資格と、渡航費が贈られる。ドミニオンは今年、世界選手権が開催されないことになったため、優勝者には「へそくり」20000円が贈られる。それ以外の大会も世界選手権の開催はなく、純粋に日本一を決める。
大会の日程・参加料・レギュレーションなどは下記サイトを参照。
ホビージャパン:ゲームフェスティバル2019

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オーストリアゲーム賞2019に『禁断の空』

ウィーン・ボードゲーム・アカデミー(D.デ・カサン代表)は24日、今年のオーストリアゲーム賞「シュピール・デア・シュピーレ」(Spiel der Spiele)を発表し、『禁断の空(Forbidden Sky)』が大賞に選ばれた。このほか、キッズ・ファミリー・フレンド・フリークの4つの部門でヒットゲームが発表されている。

オーストリアゲーム賞は、選考委員が予め候補作を絞り込み、最終的にゲーム経験の少ない人に遊んでもらってその評価で決めている。コアな愛好者が選ぶことが多いゲーム賞の中で、広く遊びやすい作品を選んでおり、ドイツ語圏のショップではドイツ年間ゲーム大賞に次いで影響力の大きい賞とされる。
『禁断の空』は『パンデミック』のM.リーコックがデザインした協力脱出ゲームで、今年日本語版が発売された『禁断の島』、その続編『禁断の砂漠』に続く禁断シリーズ3作目として、ゲームライト社から発売された(ドイツ語版はシュミットシュピーレ)。材料を探索し、電気回路を修理して、ロケットを打ち上げて全員脱出することを目指す。日本語ルール付き輸入版をゲームストア・バネストが取扱中
このほか、キッズ、ファミリー、フレンド、エキスパートの4部門で「ヒットゲーム」が3~4タイトル挙げられ、去年に引き続き「特に注目に値するゲーム」として特別賞も発表されている。
【オーストリアゲーム賞2018】(太字は日本語版あり)
大賞「シュピール・デア・シュピーレ」
禁断の空(Forbidden Sky / M.リーコック / シュミットシュピーレ)
キッズ部門ヒット
カラーモンスター(Das Farbenmonster / フッフ)
ヘンペルのソファ(Hempels Sofa / ハバ)
ミスターカルーセル(Monsieur Carrousel / ロキ)
リスのお仕事(Purzelbaum / ツォッホ)
ファミリー部門ヒット
ハーケンシュラーゲン(Hakenschlagen / ゲルハルズ)
メモファント(Memofant / ピアトニク)
銀と金(Silver&Gold / ニュルンベルガー)
フレンド部門ヒット
ジンジャーブレッドハウス(Hexenhaus / ルックアウト)
メン・アット・ワーク(Men at Work / ペガサス)
スプリングメドウ(Spring Meadow / シュピールヴィーゼ)
フリーク部門ヒット
カルペディエム(Carpe Diem / アレア)
リフトオフ(Lift off / ハンス・イム・グリュック)
スピリットアイランド(Spirit Island / ペガサス)
特別賞
人質交渉人(Der Unterhändler / フロステッドゲームズ)
Österreichischer Spielepreis: Die ausgezeichneten Spiele 2019