マーダーミステリー専門店「Rabbithole」、8月31日新宿にオープン
ピチカートデザインは8月31日、「九月の聖地」と共同で、マーダーミステリー専門店「Rabbithole(ラビットホール)」を新宿にオープンする。新宿駅西口徒歩4分、平日19:00~、土日祝14:00~/19:00~(完全予約制)、不定休。
「マーダーミステリー」とは殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)正体隠匿推理ゲームの総称。それぞれの登場人物の背景や、事件当日の行動などが設定されており、まるで推理小説の世界に入ったような体験ができる。
現在盛んな台湾や中国から『王府百年』『純白の悪意』『約束の場所へ』などのシナリオが輸入され、ディアシュピールやJELLY JELLY CAFEで体験イベントが行われてきた。ロールプレイ、正体隠匿、謎解きを兼ね備えたゲームとして参加者が絶賛する一方、多人数が必要で、時間もかかり、1つのシナリオは1回しか遊べないことから気軽に遊べないという問題があった。
「ラビットホール」では完全予約制の1日2回公演で、先着10名を受け付ける(前日までに8名未満だった場合は中止)。所要時間はルール説明とエンディングも含めて約3時間半。料金は1人4000円。飲食物の持ち込み可(推奨)。
9月8日までの公演は国産シナリオ「双子島神楽歌-ハルカゲカグラウタ-」で、太平洋沖に浮かぶ2つの島で行われた神事で起こった殺人事件を解決する。参加予約は下記のウェブサイトから。
ミステリースペース Rabbithole(ラビットホール)
新宿区西新宿1-14-2 安西ビル4階
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2人で作るパリの街並み『パリ-光の都』日本語版、8月23日発売
テンデイズゲームズは8月23日、『パリ-光の都(Paris: La Cité de la Lumière)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・J.A.A.アセボ、イラスト・O.ヘマンデス、2人用、8歳以上、30分、2600円(税別)。
デヴィル社(スペイン)から今年発売された作品。同社の『チェックポイント・チャーリー』のデザイナーによる2人専用タイル配置ゲームだ。
ゲームは前半と後半に分かれる。前半では街のベースとなる敷石タイルを配置し、建物タイルを獲得する。敷石タイルが全て配置されたら後半に入り、敷石タイルの上に獲得した建物タイルを配置して得点が入る。
敷石タイルは、自分の色、相手の色、中立の色、街灯のマスに分かれており、後半で建物タイルを置けるのは自分の色か中立の色に限られているため、後半を見据えて配置する必要がある。
建物タイルはさまざまな形があり、敷石タイルの並びを見て選びたいところだが、建物タイルを獲得した手番では、敷石タイルは配置できないため、手番ごとにどちらを行うか悩ましい。後半は、街灯に接するように配置された建物タイルが得点となる。
後半には特殊アクションを実行でき、戦況を一変させたり、ボーナス得点が入ったりする。この特殊アクションは数多くあるが、一回のゲームでは全て出てこないため、遊ぶたびに展開が変わるようになっている。
美しい色使いの油絵調のアートワークのタイルと、パリの一場面を切り取った絵はがきのようなデザインの特殊アクションカードで、パリの雰囲気を楽しみながらプレイしよう。
・テンデイズゲームズ:パリ-光の都