米ゲームコンベンションで日本ボードゲーム出品プロジェクト
BigCatGamesとEngamesは、12月6~8日にアメリカ・フィラデルフィアで開催されるコンベンション「PAX Unplugged」に、共同出展することを明らかにした。ゲームマーケットでおなじみのサークルによる国産創作ボードゲームや、オリジナル作品を紹介する。
【PAX Unpluggedに出展します!】
12月6日〜8日にフィラデルフィアで開催されるテーブルトップゲームの総合コンベンションにEngamesさんと共同出展します。Gen Con、Originsに次ぐ規模と言われるイベントで日本の同人ボドゲを熱くデモ&販売して参ります!@pax @EngamesToyama#PAXU #PAXUnplugged pic.twitter.com/Gdxr4A76QH
— おかん/Okan@BCG🇯🇵🇺🇸🔜Essen Spiel (@bigcatboardgame) August 28, 2019
PAXは「ペニー・アーケード・エキスポ」の略で、TRPGからコンピュータゲームまで幅広いジャンルのゲームを扱うイベント。2004年から開催されており、これから派生するかたちでボードゲームに特化した「アンプラグド」が2017年からペンシルバニア・コンベンションセンターで開かれ、今年で3回目となる。3日間の来場者は約5万人。
BigCatGamesはシリコンバレー在住のおかん氏によるプロジェクトで、日本の創作ゲームサークルに呼びかけてこれまでに「アメリカ進出プロジェクト」を行ってきた。今回もこれまで参加してきたサークルと、参加に興味を示したサークルに声がけし、出品を募っての出展となる。
今回参加予定するサークルは、つかぽん、ペンとサイコロ、モグワイ、ちゃがちゃがゲームズ、こぐま工房、Studio UxF、くじらだま、吉々庵の8団体。さらにEngamesが初となるオリジナル作品を製作して臨む。
今回の出展での追加募集はないが、出展結果が良ければ今後、GenConやOriginsなど、より大きなコンベンションへの出展も考えていければという。
BigCatGamesでは、委託在庫を預かって通年のオンラインショップ通販、地域密着型の中小イベントへの出品、英語でのルール説明動画作成、SNSでの拡散などでもサポートを行っている。通年のアメリカ進出プロジェクトについては、参加を希望するサークルを募集している。詳しくはウェブサイトにて。
・Big Cat Games ウェブサイト (日本語)
『凶星のデストラップ:新たなる探索』日本語版、10月10日発売
アークライトは10月10日、拡張セット『凶星のデストラップ:新たなる探索(Not Alone: Exploration)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.マッスン、イラスト・S.シェボー、2~7人用、10歳以上、30~60分、2400円。プレイするためには『凶星のデストラップ』本体が必要。
一昨年日本語版が発売された非対称ゲームの拡張セット。オリジナルは2017年にギーク・アティテュードゲームズ(ベルギー)から発売された。人間を狩るエイリアンと人間の戦いを描くゲームに、拡張セットを加えられる。
このセットには、新たな探索先となる10種類の地形カードが含まれ、全ての地形カードをこの拡張セットのものに置き換えても、基本セットのものと混ぜ合わせてもプレイできる。さらに、新しいサバイバルカードや襲撃カードも同梱。エイリアンが勝つか、人間が勝つか、知恵とブラフで新たに勝負だ。
内容物:地形カード53枚、襲撃カード13枚、サバイバルカード15枚(※カードサイズ:64×89mm)、ルール説明書1冊