アークライトゲームズは12月10日、『モダンアート・カードゲーム(Modern Art Card Game)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・M.マーティンスほか、2~5人用、14歳以上、30分、2800円(税別)。
傑作オークションゲームのカードゲーム版として2008年にイーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)で発売された作品。今回の日本語版はCMON社の2020年版に基づき、現代画家の作品を用いている(パッケージ絵はブラジルのM.マーティンス氏)。
『モダンアート』のオークションをなくし、市場と手札のコントロールと状況判断がメイン。5人の画家のカードを手札から自分のギャラリーに出し、全体で多く出ている画家ほど価値が高くなる仕組み。ほかのプレイヤーの動向を注視しつつ、手札と相談してどの作家を推していくか考えなければならない。
さらに出したカードの効果によって、もう1枚カードをプレイしたり、カードを引いたり、全員に一度に名画カードをプレイさせたりでき、効果的な場面で使えば一気に状況を変えることもできる。
いずれかの画家の作品が規定枚数出るとラウンド終了で得点計算。ぎりぎりのところでほかのプレイヤーを出し抜こう。
内容物:画家カード 5枚、絵画カード 95枚、価値トークン 12個、親マーカー 1個、鉛筆 1本、受賞トークン 5個、スコアシート 1冊、早見表カード 1枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ:80×120mm)