『テラミスティカ:商人たち』日本語版、10月中旬発売
テンデイズゲームズは10月中旬、『テラミスティカ:商人たち(Terra Mystica: Die Händler / Merchants of the Seas)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.ドロゲミュラー&H.オスターターク&E.アンドラーデ&J.アタエイ、イラスト・D.ローハウゼン、2~5人用、12歳以上、プレイヤー人数×30分、4800円(税別)。プレイするためには『テラミスティカ』本体が必要。
2012年にフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発売され、ドイツゲーム賞、フランストリックトラック賞、オランダゲーム賞など、高い評価を得たファンタジーボードゲームの拡張セット。箱入りとしては『氷と炎』以来5年ぶりの拡張セットとなる。
テラミスティカの種族たちが交易所の開き、川を渡る新しい船で取引が活発になる。新しい建物である造船所によって、輸送力を上げよう。輸送先の建物によって勝利点や資源を受け取り、他プレイヤーの船を受け入れることでパワーが得られる。ウィンウィンの互恵関係をどれくらい築けるかが勝敗の鍵を握る。
また、移動可能な船の位置取りや船に関連する得点タイルによって新しい戦略が加わる。湖やフィヨルドなどの新たな地形マップもあり、「テラミスティカ」の世界がより一層広がる拡張セットだ。
・テンデイズゲームズ:テラミスティカ:拡張 商人たち 日本語版
マーダーミステリー専門店「Rabbithole」2号店、渋谷に11月上旬オープン
ピチカートデザインは11月上旬、マーダーミステリー専門店「Rabbithole(ラビットホール)」2号店を東京・渋谷にオープンする(詳細は未発表)。デジタルコミックエージェンシーの「ナンバーナイン」と提携し、コミックをテーマにしたオリジナルシナリオを開発。こけら落とし公演として『アイとアイザワ』とのコラボシナリオを予定している。
マーダーミステリーは、殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)ことを目的として会話を進めるゲーム。それぞれの役柄のバックボーンや事件当日の行動などが用意されており、推理小説の世界に入ったような体験ができる。専門店として新宿に8月オープン したラビットホール1号店は盛況で、早速2号店のオープンとなった。
オープンに伴い、JELLY JELLY CAFEを全国展開するピチカートデザイン、ボードゲームをテーマにした舞台などを手掛けてきた「九月の聖地」、そしてナンバーナインが共同出資して本日、株式会社ミスティブ(ミステリー×ディテクティブ)が設立された。荒井健太郎氏(ナンバーナイン)、酒井りゅうのすけ氏(九月の聖地)が共同代表を務め、店舗運営、シナリオ制作、漫画IPの活用を統合する。
『アイとアイザワ』は、視界に入る情報を瞬時に記憶する女子高生・アイと、人工知能の研究機関NIAIが開発するAI「アイザワ」との出会いから始まる人類の存亡を賭けた恋と戦いの冒険譚。『左ききのエレン』の作者かっぴー氏の同名小説を、『東京トイボックス』シリーズなどを描く漫画家ユニット・うめが漫画化した作品で、マンガアプリ「マンガトリガー」で連載されていた。
・マーダーミステリー専門店 Rabbithole