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国際ゲーマーズ賞2019に『ルート』『リンカーン』

国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は25日、エッセン・シュピール内の「ボードゲームギーク」ブースにて、今年の大賞作品を発表し、表彰式を行った。先月に発表されていた「一般ストラテジー部門」14タイトル、「2人用ストラテジー部門」6タイトルのノミネート作品の中から(TGiWニュース)、最終投票により『ルート』と『リンカーン』がそれぞれ大賞に選ばれた。
『ルート』はレダ―ゲームズ(アメリカ)からリリースされた作品で、それぞれ手番でできることも違う4種族の動物たちが、それぞれ異なる目的に沿って、勝利点を競う非対称ゲーム。オリジンズ賞やゴールデンギーク賞などアメリカで高い評価を受けた。日本語版がアークライトから取り扱われている。『リンカーン』はM.ウォレスの2人専用ゲームで、PSCゲームズ(イギリス)から昨年発売された。今回は、どちらもドイツ語版がないのが特徴だ。
【国際ゲーマーズ賞2019】
(一般ストラテジー部門)


ルート
(Root / C.ウェールレ / レダーゲームズ)
(2人用ストラテジー部門)


リンカーン
(Lincoln / M.ウォレス / PSCゲームズ)
International Gamers Awards

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アラカルトカードゲーム賞2019に『ベルラッティ』

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は24日、エッセン・シュピール会場内のブーストウェブサイトにてアラカルト・カードゲーム賞2019を発表した。識者の投票によって、『ベルラッティ(Belratti)』が1位に選ばれた。
『ベルラッティ』は、モーゲル社による協力カードゲーム。2枚の絵のいずれかに関連する絵を出して、それにダミーカードを混ぜ込み、関連する絵を当てる。どのように関連するかは明らかにできず、形が似ているのか、概念が近いのか、あれこれ推測しなければならない。日本ではゲームストア・バネストが取り扱っている。
ゲームストア・バネスト:ベルラッティ
2位はドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたクニツィアの『ラマ』、3位にはドイツ年間ゲーム大賞の『ジャストワン』が入った。4位以下は次の通り。
【アラカルトカードゲーム賞2019】
1位:ベルラッティ(Belratti / M.ロート / モーゲル出版)
2位:ラマ(L.A.M.A / R.クニツィア / アミーゴ)
3位:ジャストワン(Just One / L.ルディ&B.ソーッタ / ルポ)
4位:愚かな牛(Blöde Kuh / F.ラッキー / ドライハーゼン)
5位:ネイティブ(Natives / トレーグラニック / コスモス)
6位:ティッピ・トッピ(Tippi Toppi / K.グルール / シュミット)
7位:キーフロウ(Key Flow / S.ブリースデールほか / R&Dゲームズ)
8位:キーフォージ(Keyforge / R.ガーフィールド / FFG)
9位:ピープマッツ(Piepmatz / M.リドルほか / ルックアウト)
10位:カラーズ(Farben / A.ジョヴ / シュピールヴィーゼ)
À la carte 2019: Krass Kariert