『ドラえもんドブル』4月発売
エンスカイは4月、『ドラえもん DOBBLE(ドブル)』を発売する。ゲームデザイン・D.ブランショ&G.ジルナヴェ&I.プルシン、2~8人用、7歳以上、15分、2000円(税別)。各通販サイトで予約受付中。
2009年にアスモデ(フランス)から発売され、アメリカではブルーオレンジ社が『スポットイット!』というタイトルで販売している作品。スターウォーズやディズニーなどさまざまなモチーフで50種類以上のバージョンが発売されている。日本語版はホビージャパンが取り扱っており、2013年から7年連続で販売数ランキング1位となっている作品だ。
いろいろなイラストが描かれた円形のカードが入っており、どのカード同士でも必ず1つだけ同じ絵柄があるという特徴を生かして5種類のルールで遊べる。ドラえもんでおなじみのキャラクターで、大人から子供まで一緒になって楽しめるだろう。
キャラクター大国の日本。今後、ドラえもん以外でもさまざまなバージョンが期待される。
内容物:カード55枚、ルールブック1冊
万博に注目の発明を出品『クリスタルパレス』日本語版、2月14日発売
テンデイズゲームズは2月14日、『クリスタルパレス(Crystal Palace)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ラウバー、イラスト・A.アレマーノ、2~5人用、14歳以上、90~150分、7000円(税別)。
フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から昨秋発売された作品。1851年にロンドンで開催された第1回万国博覧会を舞台に、各国が名声を競うダイスワーカープレイスメントゲーム。スカウトアクションで『ザ・クルー』に次いで2位につけた。
ダイスは振るのではなく、各ラウンドのはじめに秘密裏に目を決める。ダイス目が大きいほど優位だが、目の合計数がコストになるため、バランスの取れた選択を迫られる。ここぞというときには借金もできる。
こうして目を決めたダイスを8箇所のアクションスペース(特許事務所、リフォームクラブ、ロンドン・タイムズ、ポートオブロンドン、ワーテルロー駅、大英博物館、英国銀行、ウェストミンスター)に置き、材料・特許・頭脳を集めて試作品を製作する。
試作品は得点やさまざまな効果をもたらし、関連する人物がいることで強化される。どんな試作品を作るかもその後の方向性を定めるだろう。
フィリアス・フォッグ、レヴィ・ストロース、アメーリア・エドワーズなどの人物が登場し、考える機械、ビールグラスカウンター、気候変換器など一風変わった発明品を作る。多くの選択を積み重ね、万博で栄光を勝ち得る国はどこだろうか。
・テンデイズゲームズ:クリスタルパレス