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ダイソーで『18』『Ostle』など7タイトル発売

大創出版は今月、100円(税別)で買えるデザイナーボードゲームを7タイトル発売した。先月発売されていた4タイトル『回転寿司ポーカー』『オーダーピザーラ』『アロハ!バーガー』『変顔マッチ』『イロピッタン』に加えて合計12タイトルとなるが、店舗によって取り扱いの有無がある。

ぺあってにゃ〜』はひとじゃらしがゲームマーケット2016秋に発表したワードゲーム。2枚のカードから作られる文字から始まるお題の単語を一斉に言ってちょうど二人だったら得点できる。4~10人用、6歳以上、10~15分。

ぼくちく!!』はリトルフューチャーの山崎すはま氏がデザインし、東京ボードゲームコレクション2016で発表されたリアクションゲーム。各自の前にある山札をめくって、出てきた動物のコマを他の人よりも素早く取る。2~6人用、6歳以上、5分。

エリートイケメンマッチョ』はASOBI.deptの田中英樹氏がデザインし、ゲームマーケット2020春に発表されたコミュニケーションゲーム。親が出した悩み事に、エリート、イケメン、マッチョになりきって答えるが、3つのうちどれかのカードを出して、少数派だった人しか答えられない。5~10人用、10歳以上、15~30分。

クローバーブーケ』は久遠堂がコミックマーケット96(2019年)で発表した2人用ゲーム(オリジナルタイトルは『白詰草の庭』)。相手の手札から引いたカードと自分のカードを足して合計を競うが、4のカードがあると強弱が逆転する。2人用、8歳以上、5~10分。

18(イチハチ)』はくだらないもの工房がゲームマーケット2018春に発表したじゃんけんゲーム。実際にじゃんけんをして使った指の数だけ棒が減っていく(グーなら0本、チョキなら2本、パーなら5本)。棒を使い切るともはやグーしか出せない。2人用、6歳以上、5~10分。

TOKYO DOVES トウキョウのハト エサバ・バトル』はリトルフューチャーの山崎すはま氏がデザインし、ボードゲームオータムフェスタ2017で発表された2人用ゲーム。ハトカードをプレイしたり移動したりして、相手のボスハトを囲い込んで動けなくすることを目指す。2人用、8歳以上、5~10分。

Ostle(オストル)』はMasao Fukase氏がデザインし、ゲームマーケット2017秋に雅ゲームズから頒布された2人用ゲーム。相手のコマを盤外か穴に落として先に2個取ることを目指す。2人用、6歳以上、5~15分。

いずれもルールは1分で説明できるわかりやすい作品ながら入手が難しかったものばかり。全国で110円で手軽に買えるようになったことに驚嘆や歓迎の声が上がっている。

ダイソー:ボードゲーム2 link

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ミステリーポータブル第4弾『黄衣の王がやってくる前に』、1月21日発売

アークライトゲームズは1月21日、クトゥルフ神話がテーマの協力型推理ゲーム『黄衣の王がやってくる前に』を発売する。ゲームデザイン・内山靖二郎、イラスト・ノッツオ、グラフィックデザイン・上林将司、1~5人用、10際以上、45分、2000円(税別)。

今年10月に発売されたミステリーポータブルシリーズ『消えたパンツと空飛ぶサカナ』『白猫はどこに消えた? ~寝古屋探偵 最初の事件~』『インスマスから届いた手紙』に続く第4弾。クトゥルフ神話をテーマにした協力型推理ゲームで、ゲームデザインは『インスマスから届いた手紙』と同じく、クトゥルフ神話TRPG関連のシナリオやリプレイを多数発表している内山靖二郎氏が担当した。

怪奇な噂がつきまとう戯曲『黄衣の王』の映画撮影中、見知らぬ場所に迷い込んでしまった5人の男女。彼らの証言をもとにこの地からの脱出方法を導こう。

30枚のカードをめくり、公開される情報をもとに、プレイヤー同士で会話をしながら謎を解いていく。異世界を舞台とした緊迫の脱出劇。カードをめくった数でエンディングが変化するサスペンススリラーだ。

内容物:情報カード 30枚、封筒 1通、遊び方説明書 1冊、アフターストーリーブック 1冊