カテゴリー: 国産
渡る世間はナベばかり(Wata-nabe)
絞り込んで覚える 「渡邉」か「渡邊」かそれとも? 微妙に少しずつ違う「ナベ」の漢字を使った神経衰弱ゲーム。ネットで話題となり、ゲームマーケット2016神戸では長い行列ができた。現在のところ限定の無料配布版で、アークライト社からの一般発売されることが決まっているという。 ワタナベさんは「部」「辺」が一…
神田川温泉(Bathtime)
小さな石鹸カタカタ鳴った 石鹸箱の中に入ったお金の金額を、振った音で当てるゲーム。ゲームマーケット2015秋に発表された。南こうせつのフォークソング『神田川』がモチーフになっていることに気づいた人はどれくらいいるだろうか。サブタイトルは「あなたはもう分かったかしら?」。 手札からカードを1枚選んで、…
曖昧フェイバリットシングス(Eye My Favorite Things)
まさかの1位は・・・ ほかの人の好きなものを予想して強弱を競うコミュニケーション&カードゲーム。ゲームマーケット2015秋で初出展のするめデイズが発表した3タイトルのひとつ。よく知っている人の知らない一面を垣間見ることができる。 「好きな食べ物」「好きなゲーム」など、各自となりの人に聞いてみたいテー…
リスボン、世界への扉(Lisboa)
資源がひとつ足りなくて 15世紀のポルトガル・リスボンを舞台に商人となってアフリカから産物を持ち帰り、レアルを集めるボードゲーム。輸入ゲームの日本語版のようなパッケージだが、国産ゲームである。ゲームマーケット2015秋でColon Arcから発売された。作者は「おっさんゲーム」(パッケージにおっさん…
ナショナルエコノミー(National Economy)
地元でお金を回す 労働者をいろいろな職場に送り込んで資産を増やすカードゲーム。ゲームマーケット2015秋に発売され、新作評価アンケートで1位を獲得している。シンプルなワーカープレイスメントと、コンボと労働者の数を踏まえた戦略性が面白い。 最初の労働者は各自2人の労働者をもっている。これを中央にある「…
学園メテオ(Meteo Academy)
生き残り不可能!? 隕石が降り注ぐ街の中で、正体を隠して目的を達成するゲーム。グループSNEが制作し、昨年秋に発売された。正体隠匿なのに、そのキャラクター自体が即死してしまうこともあるという衝撃的な作品だ。 ボードにタイルを5×5枚並べ、6人のキャラクターコマを置いたところからゲームは始まる。各プレ…
ナインタイル(Nine Tiles)
あちら立てればこちら立たず 9枚のタイルを、お題のパターンと同じ並べる早解きパズルゲーム。『海底探険』でゲームマーケット大賞を受賞したオインクゲームズの新作で、ゲームマーケット2015秋に発売された。パターン認識、手先の器用さに加えて、ゲームが進むにつれて記憶力も試されるエキサイティングなゲームだ。…
横暴編集長(Tyrannical Editor)
読んでみたい作品たち 上下2つに分かれたカードを組み合わせて面白い文学作品を作るゲーム。ゲームマーケット2015春で発表され、じわじわと人気が広がっている。記事にもある通り、出来上がった作品がSNSで拡散されるところが、昨年のヒット作『枯山水』と共通している。これまでに900セットを販売し、増産して…
御朱印あつめ(Goshuin Collection)
ゴールドの大日如来ありがたや 御朱印とは、神社や仏閣に参拝して押してもらうハンコのこと。近年、ちょっとしたブームになっているらしく、地域の三十三観音などに入っていないうちのお寺でも頼まれることがある。書式に決まりがあるわけではなく、ご本尊の名前を書いたり、念仏のお題目を書いたりとさまざまである。 こ…
たのめナイン(Tanome Nine)
めざせ9枚目 手札からカードを出して会計を押し付けあうカードゲーム。ゲームマーケット2015秋で初出展のするめデイズが発表した3タイトルのうちの1つだ。1ゲーム終わるとついもう1ゲームやりたくなる、中毒性の高いゲームである。 自分の番には手札から料理カードを出して、山札から1枚補充する。「餃子、30…