クトゥルフ神話の少女救出劇『マッドネスアワー』12月上旬発売
やのまんは12月上旬、『マッドネスアワー』を発売する。ゲームデザイン・ウニゲームス、イラスト・麻谷知世&Nottsuo&kawakami、2~5人用、対象年齢不明、30~?分、3960円(税込)。ゲームマーケット2021秋で先行販売される。
クトゥルフ神話をテーマとした1対多の探索ゲーム。プレイヤーの1人は謎の少女に、その他は探索者となり、太古の遺物の探索と危険な館からの脱出を目指す。
少女は人間か邪神いずれかの正体を持ち、その正体に応じた勝利条件達成を目指して、進む先や手に入れる物を操作し、探索者を導き、あるいは陥れる。探索者はさまざまな能力や特性を持ち、少女が操る道筋や手に入れるアイテムなどから少女の正体を推理し、人間であるならば救い出し、邪神であるならば打倒する。
ゲームが進むにつれて一部の探索者は狂気に陥って邪神の眷属と化し、少女が邪神ならば救い、人間であれば殺害しようと暗躍を始める。隣にいた仲間がいつの間にか敵に変わっていく中で疑心が交錯し、予想もしない結末へと進んでいく。
行く手に現れる部屋、危険なアイテム、モンスター・・・それらは何かを伝えているのか、破滅に誘う罠なのか。少女と他の探索者の思惑が複雑に絡み合うクトゥルフ作品だ。
内容物:探索カード 38枚、少女カード 2枚、部屋カード 33枚、キャラクターボード 8枚、プレイヤーコマ 5個、説明書&サマリー 各1部
マーダーミステリーゲーム『奇想、アムネジア』12月3日発売
グループSNE/cosaicは12月3日、マーダーミステリーゲーム『奇想、アムネジア』を発売する。ゲームデザイン・アーキテクト、アートワーク・タンサン、7人用、15歳以上、150分、各3960円(税込)。
ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第10弾。昨年開催された第1回新作マーダーミステリー大賞(グループSNE、コザイク、ディアシュピール、ミステリアス・トレジャー、ラビットホール共催)においてパッケージ部門の大賞に選ばれた『羅生門☆プリンシプル』の製品版である。
日本マジック界の至宝と謳われた伝説の奇術師・華城蒼也。つい先日、彼が山奥に建てたばかりの別荘、通称「魔術館」で落成記念パーティが開かれることとなった。パーティを彩るのはいずれも各分野を代表する名マジシャンたち。宴もたけなわ、夜も更けた頃―突如として事件は幕を開けた。館内の一室で謎の爆発が起こり、室内から焼け焦げた華城蒼也の死体が発見されたのだ。殺人事件の容疑者と目される者、その全員が手品という名の惑わしのプロ。各々秘密を抱えたプレイヤーが挑む一世一代の騙し合い、果たして最後に笑うのは誰なのか?
ある特定のミステリーのジャンルに属するギミックが使用されているため、新作マーダーミステリー大賞では「このタイプの作品を第1回の受賞作にして良いのか」「これを一般に向けて“お手本”として発表してよいのだろうか」とためらう声はあったものの、総合的な評価は群を抜いており、今回の結論に至ったという。どんな怪作なのか、挑戦してみてはいかが。