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きれいにまとめても勝てない

5枚のカードを組み合わせて短歌を作るゲーム。鍋ラボがゲームマーケット2019大阪で発表した『短歌カードゲーム ミソヒトサジ〈定食〉』のリメイクで、歌人がセレクトしたワードカードを使うとどんなに適当に作ってもそれらしくなる。

7文字3枚と5文字2枚の5枚のカードが配られ、手番には3枚まで場札と交換できる。気に入ったカードが場になければ場札を流すこともできるが、流すのは1手番につき1回、7文字か5文字のどちらかだけで、流したら新しく出てきたカードから必ず1枚取らなければならない。各プレイヤーが2回手番を行ったら、順番に発表して一番いいと思うものに投票し、投票最多のプレイヤーが勝者。

適当に作ってもそれらしくなるとはいえ、テーマをまとめるとか、オチを付けるとか欲が出てくるもの。全ての組み合わせを考えたりすると長考してしまいがちだが、1枚か2枚、核となるカードを決めて、それに合うカードを選んでいくとスムーズに選べるような気がした。カードの順番もあるので、最後の最後まで推敲に推敲を重ねていると、まるで本当に短歌を作っているような気がしてくる。ブランクカードも入っているが、テーマ拡張セットがほしい。

57577 ゴーシチゴーシチシチ
ゲームデザイン・なべとびすこ&天野慶
幻冬舎(2021年)
3~8人用/8歳以上/15分

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愛媛松山にボードゲームスペース「ひみつ屋さん」9月17日オープン

愛媛・松山に9月17日、ボードゲームスペース「ひみつ屋さん」がオープンした。伊予鉄道山西駅徒歩6分、14:00〜23:00、水曜休。

店名は秘密基地のような空間で童心に帰って遊べるようにと名付けられた。店内は木材を中心とした座敷づくりで、 「初心者に優しい」をモットーにする。オーナーの松崎結希乃氏は、東京でボードゲームのお店に行ったことがきっかけでハマり、愛媛でもっとたくさんの人に遊んでもらいたいと思って開店した。ボードゲームを自作してドイツの年間大賞にノミネートされることが夢だという。

店内は20席で300種類以上のボードゲームが遊べる。料金は平日1時間500円+30分毎200円、土日祝1時間750円+30分毎250円。中高生は追加料金にそれぞれ600円、750円の上限を設けるほか、ポイントカードを10ポイント貯めると大人も永続的に中高生料金になる。飲食は駄菓子の食べ放題300円、瓶ジュース各200円。

ひみつ屋さん
愛媛県松山市山西町593-16/TEL:070-8332-2634
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