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『テストプレイなんてしてないよ ゴールド』日本語版、3月31日発売

グループSNE/cosaicは3月31日、『テストプレイなんてしてないよ ゴールド(We Didn’t Playtest This Gold)』日本語版を発売する。ゲーム原案:C.シェスリク、ゲームデザイン:グループSNE、2~10人用、13歳以上、1~5分、2750円(税込)。

アメリカ生まれの理不尽でおバカなカードゲームの発売4.5周年を記念して発売される金ぴか仕様の特別版。『アニマル版』に引き続き日本オリジナル仕様で、『テストプレイなんてしてないよ(通称:白)』&『テストプレイなんてしてないよ 黒』のノーマルカード&スターカードを同梱。フレーバーテキストとイラストを一新して、一部はキラカードにした。さらにオリジナル新カード4枚が入って123枚のハチャメチャなカードたちがあなたを待っている。

手番にはカードを1枚引いて1枚プレイしていき、カードに書かれた「○○すれば勝利する」という条件を満たすことを目指すシンプルなゲームだが、「××すれば敗北する」というカードをはじめ、ハチャメチャな効果に翻弄されるだろう。

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肛門で語る人生(Life Told through the Anus)

2桁数字のオークション

「肛門にまつわる経験」をほどほどに語って、お供え物を集めるオークションゲーム。パッケージやタイトルからするとシモネタのコミュニケーションゲームだと思うが、「肛門にまつわる経験」を語ることはなく、配られた手札で2桁の数字を作って競りをするというシステマチックな作品だ。

5枚の手札には0~5の数字があり、このうち2枚を組み合わせて、順番に2桁の数字を作り(肛門にまつわる経験談を表す)公開する。一番大きい数字を作った人がこのラウンドの「お供え物」(得点)をゲットする。6ラウンドで得点の合計を競うが、その前に各ラウンドの2桁の数字と、残り手札による3桁の数字を合計して、一番多かった人(経験談を多くしすぎた人を表す)は脱落となる。

0のカードには「下僕」と「もんこう様」がおり、下僕だけなら下僕勝ち、下僕ともんこう様がいればもんこう勝ち、もんこう様だけならもんこう負けになるという逆転要素もある。

40以上は危険なので35くらいで競り落としたいところだが、手札はそんなにうまくいかない。また1、2、3を多用していると4,5が残り最後の3桁がきつくなる。そんなマネージメントも後半楽しめる。

肛門にまつわる経験を実際に語りあって、一番インパクトのある話をした人がお菓子をもらうゲームだとしたら、インパクトの強すぎる話をすると、恥ずかしいレッテルを貼られる恐れがあるので、できるだけ小出しにするんだろうなと推察する次第である。

肛門で語る人生
ゲームデザイン:蜂須賀敏浩/イラスト:ササリヒノエ
トイドロップ(2021年)
3~5人用/8歳以上/15分
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