2022年のボードゲームカフェバーの新規オープンは41件だったことが、当サイト調べでわかった。昨年の40件と同じで、コロナ前の水準には戻っていない。
今年も新型コロナウイルス感染者の高止まりが続いているが、9月から全数把握が見直しとなり、飲食店にも人が戻ってきた。しかし新規開店には二の足を踏む経営者が多いようで、コロナ直前の年間60件程度には及ばなかった。飲食を伴わないプレイスペースは堅調で、コロナ禍前からの水準を維持している。
現在、日本国内で営業しているボードゲームカフェは254件、ボードゲームプレイスペースは148件(ボードゲームカフェバー/プレイスペースリンク集)。ボードゲームカフェバーの閉店件数は17件と、昨年の15件、一昨年の17件と同程度。経営赤字となっているお店、長期休業中のお店もあり、厳しい状況も見え隠れする。来年はコロナ禍がさらに収まっていく中で、ここから復調できるか正念場となりそうだ。