ボードゲームプレゼント詐欺に注意
ボードゲームグッズ通販「りば工房」は、ツイッターの偽アカウントでボードゲームプレゼント詐欺が行われているとして注意を喚起している。
りば工房では、アカウントフォローとリツイートした人から抽選で2名に、好きなボードゲーム10,000円分詰め合わせをプレゼントするキャンペーンを毎月行っている。毎回2000名ほどの応募がある人気企画だ。当選者は予めツイッターで当選発表してから、ダイレクトメッセージが送られている。
偽アカウントはこの企画を悪用し、「ご当選おめでとうございます」というダイレクトメッセージを送って偽サイトに誘導し、動画サイトでのアカウント登録を促す。アカウント登録では個人情報やクレジットカードを入力し、完了画面をスクリーンショットするとクーポンがプレゼントされるという。
このアカウント登録自体がフィッシングサイトである可能性もあり、りば工房では別サイトに誘導したりクレジット情報を入力させたりすることはないとして、うっかり登録しないようにし、なりすましアカウントであるとしてTwitter社に通報するよう呼びかけている。
りば工房では昨年秋にも偽アカウントから当選通知が送られる事件が発生。ダイレクトメッセージを受け取った愛好者も、メッセージを公開して注意をよびかけているが、日本語の不自然さから海外発信と見られる。
【偽アカウントにご注意ください】
当アカウントを装ってDMでクレジット情報を入力させるサイトへ誘導しているとの報告をいただきました。
プレゼントキャンペーンで別サイトに誘導したりクレジット情報を入力させることはございませんのでご注意ください。
↓※「_」が2つあります!@riba__ws pic.twitter.com/SIDlPlEzMI
— ボードゲームグッズ通販|りば工房 (@riba_ws) February 9, 2022
ニュルンベルク’22:アバクスシュピーレ
★動き回る塔(Die wandelnden Türme)
ゲームデザイン・W.クラマー&M.キースリング、イラスト・M.メンツェル、2~6人用、8歳以上、30分。
魔法学校の卒業生たちが魔法の薬を使ってカラスの城へいち早くたどり着くことを目指す。手番には3枚のカードから2枚を出して2回移動を行う。移動カードには魔法使いと塔があり、魔法使いならば自分の色の魔法使いを、塔ならば好きな塔をコースに沿って時計回りに移動させる。塔を魔法使いのいるマスに移動させて閉じ込めると、魔法の薬が手に入り、魔法使いや塔の追加移動などができる。
規定数の魔法の薬を手に入れて、自分の魔法使いを全てゴールさせたプレイヤーが勝利。チーム戦ルールや上級ルールもある。
★7つの海(7 Seas)
ゲームデザイン・A.フューラー、イラスト・A.フューラー&J.ヘンヒ、2~4人用、7歳以上、30分。
宝島で金や水晶やラム酒を取り合うカードゲーム。手番には手札からカードを1枚出し、場札と同じ数字ならそのカードを、場札を足してその数字になるならその全てのカードを獲得する。10のカードは1で獲得でき、タコカードを出せば場札を全部取れる。どれもできなければ場に付け足して次のプレイヤーの番。手札がなくなったら得点計算で、カード枚数最多、コイン最多、水晶とラム酒の1を獲得で得点になるほか、各種最も大きい数字を足して(呪いの分は引いて)最も多い人が得点する。複数ラウンド行い、先に合計7点になったプレイヤーが勝者となる。
★ワンダーブック(Wonder Book)
ゲームデザイン・M.チッチエラ&M.ピッコリーニ、イラスト・M.コインブラ、1~4人用、10歳以上、90分。
ダヴィンチ出版(イタリア)制作の、飛び出す絵本を使った協力ゲーム。故郷オニリアをドラゴンから救うべく、4人の勇者たちがそれぞれの特性を生かして立ち向かう。ゲームは6章に分かれ、さまざまなミッションに挑むことで、勇者たちがレベルアップし新たな能力を身に着けていく。ゲームの進め方は、各章のデッキを上からめくり、指示に従ってアクションを行う。選択によって物語が分岐し、マルチエンディングになっている。