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人気SFをボードゲーム化『デューン 砂の惑星:インペリウム』日本語版、4月21日発売

アークライトゲームズは4月21日、『デューン 砂の惑星:インペリウム(Dune: Imperium)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.デネン、イラスト:C.ブルックス&R.ラモス&N.ストーム、1~4人用、13歳以上、60~120分、7480円(税込)。

「世界で最も売れたSF小説」と評され、昨年秋には2度目の映画化もされた『デューン 砂の惑星』をもとにして、『クランク!』のデネンがデザインし、2020年にダイアウルフ社(アメリカ)から発売された作品。国際ゲーマーズ賞ノミネート、ゴールデンギーク賞カードゲーム部門受賞(中量ゲーム、テーマチック部門ノミネート)、フランス年間ゲーム大賞エキスパート部門受賞など高い評価を得ている。砂の惑星デューンでの権力闘争をテーマに、デッキビルドとワーカープレイスメントを融合した。

各プレイヤーは砂の惑星を手中に収めるべく、自身の影響力を高めていく。影響力は主要4派閥(エンペラー、スペーシング・ギルド、ベネ・ゲッセリット、フレーメン)と同盟を結んだり、軍事力を強化してライバルを紛争で圧倒したりするなど、さまざまな方法で増やすことができる。ワーカーをさまざまな場所に派遣することで、紛争を有利に進めるため自軍を増強して、「メランジ」という極めて貴重な香辛料を獲得できる。

派遣する場所はカードで決まるため、戦略的なデッキ構築が勝敗を分ける。各ラウンドの開始時にデッキから引いたカードを手札にし、順番に1枚ずつプレイしてワーカーを派遣する。ワーカーがなくなったら残りの手札を公開して、カード獲得や戦闘を行う。

ソロゲームにも対応。小説や映画で触れた方には、おなじみのキャラクターや兵器が登場しより一層楽しめる。

内容物:アラキス・ボード 1枚、代行者コマ 13体、影響力キューブ 64個、ディスク 8枚、資源トークン 62個、大型カード 162枚(カードサイズ:63×88mm)、小型カード 58枚(カードサイズ:44×67mm)、指揮官ボード 8枚、抜き打ちトークン 25個、ルール説明書 3種類、プロモカード<アラキスのジェシカ> 1枚

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リアルタイムで宇宙船建造『ギャラクシートラッカー』日本語版、4月上旬発売

ホビージャパンは4月上旬、『ギャラクシートラッカー(Galaxy Trucker)』(第2版)日本語版を発売する。ゲームデザイン:V.フヴァチル、イラスト:T.クシェロフスキ、2~4人用、8歳以上、30分、4950円(税込)。

チェコゲームズ出版から2007年から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、ドイツゲーム賞7位に入賞した作品。リアルタイムで宇宙船を組み立てて、危険が潜む宇宙へ挑むタイル配置ゲームだ。今回の日本語版は2021年の第2版で、アートワークを一新し、宇宙船パーツタイルの追加やカード効果の微調整を行った。

プレイヤーは雇われ宇宙船運転手となり、(コスト削減のため)輸送する下水施設のパーツ(下水管、プラズマドリル、温水ヒーターなど)を流用して宇宙船を組み立て、その後危険に満ちた銀河を駆け、目的惑星まで宇宙船(と荷物)を送り届ける。

宇宙船の建造はリアルタイムで、今回の航行で出てくるアドベンチャーカード(の一部)を見ながら、全員同時に共通の場からタイルをめくっては配置していく。砂時計が終わったら、アドベンチャーカードを1枚ずつめくって試練を順にこなす。途中の惑星で貨物室に荷物を載せたり、流星群をレーザー砲で打ち落としたり、海賊や密輸業者を撃退したりして、目的地に荷物を届けられれば報酬を獲得できる。

試練で破壊されたパーツは脱落するだけでなく、慌てて建造して接合部分がつながっていないと、最初からパーツが取れてしまう。パズルのような宇宙船の建造から、戦いはもう始まっているのだ。

異星人の乗員や、さまざまな難易度のアドベンチャー、キャンペーンで楽しむ「銀河横断飛行」など、追加・選択ルールなども充実。名作タイトルの日本語版、満を持しての登場となる。

内容物:両面印刷の航海ボード 2枚、3面印刷の宇宙船ボード 4枚、宇宙船のパーツ 156枚、コスモクレジット・タイル 68枚、トラッカー称号タイル 6枚、アドベンチャー・カード 60枚、宇宙飛行士コマ 42個、茶星人コマ 4個、紫星人コマ 4個、4色のロケット・マーカー 8個、バッテリー・トークン 40個、商品ブロック 55個、ダイス 2個、砂時計 1個、ルールブック 1冊、早見表シート 1枚、家族みんなの笑顔 たくさん