イノシュピール2022に『ヘイヨー』、初の日本人受賞

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フリードヘルム・メルツ社は5日、エッセン・シュピール前日の記者会見にて、革新的なボードゲームに贈られる賞「イノシュピール(innoSPIEL)」を発表した。予め発表されていた3作品の中から、日本人作品『ヘイヨ-』が選ばれた。

イノシュピールはボードゲームの市場が年々拡大し、1000タイトル以上の新作が発売される中、革新的なボードゲームに光を当て、信頼できるガイドとすると共に、品質と革新性に光を当てるねらいで、「金の羽根・模範ルール賞」に代わって2017年に設立された。ボードゲーム評論家、イベント主催者、ボードゲームショップ店長、ブロガーなど7人が選考し、これまで『マジックメイズ』『クールランニング』『壁をぬけて』『ルート』『スピニングアドベンチャー』が大賞に選ばれている。

日本人作品として初めての受賞となった『ヘイヨー』は、同梱の専用デバイスによるリズムに合わせて、マークを揃えてカードを出していく協力ゲーム。ゲームマーケット2019秋にBrainBrainGamesから頒布された『ファイブラインズ』をリメイクして、オインクゲームズから2020年に国内発売、2021年に海外発売された。選評は公式サイトが更新され次第、ここに追記する。

オインクゲームズは今年、『スカウト』がドイツゲーム賞で8位を獲得しており、同日授賞式が行われて2回の登壇となった。

『ヘイヨー』作者の齋藤隆氏とオインクゲームズドイツ支社のラウラ・グルントマン氏

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