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東京神保町「Librest」5月3日再オープン【2022/12閉店】

Engamesは3月に閉店した東京・神保町のボードゲームカフェ「Librest」(地下鉄神保町駅徒歩4分)を、5月3日に再オープンする。平日13:00~20:00、土日祝11:00~20:00、水曜休(5月4日は営業)。5月中はボードゲーム販売のみで、カフェは6月からの予定。

「Librest」は2020年6月にオープンしたボードゲームカフェで、緑で覆われ、大木もある独特な内装が話題となったが、長引くコロナ禍の影響で今年3月に惜しまれつつ閉店した。これを受けて、富山のボードゲームカフェEngamesの杉木貴文氏が「この唯一無二の空間を何とか残せないか」と打診し、そのまま引き継ぐことになった。

Engamesは『Welcome to…』『イッツアワンダフルワールド』『キャンバス』『オルレアン』『キューバード』など、日本語版の制作にも力を入れている。店内ではEngamesの製品が購入できるほか、今後は「Librest」で先行販売や新作体験会などを進めたい考えだ。

森のボードゲームカフェ&ショップ Librest

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書籍『あなたも脱出できる 脱出ゲームのすべて』5月20日発売

新紀元社は5月20日、書籍『あなたも脱出できる 脱出ゲームのすべて(Planning Your Escape: Strategy Secrets to Make You an Escape Room Superstar)』を発売する。編著:L.E.ホール、翻訳:羽田紗久椰、監修:安田均(グループSNE)、四六判364ページ、 3300円(税込)。

近年盛んになってきた脱出ゲームの歴史とコアとなるパズル部分にスポットを当てた書籍。著者はアメリカ人のパズルゲームデザイナーで、2021年に出版された。

第1部「脱出ゲームの世界へようこそ」では紀元前から19世紀までの長いスパンで、メイズ(迷宮)とパズル、実際に移動するというエンターテインメント性を分析。後半ではコンピュータゲームからロールプレイングゲームへの流れを経て、21世紀の脱出ゲームがいかに誕生したかを考察すr。脱出ゲームが世界中に広がるきっかけとなった日本のSCRAP社についても章を割いて語っている。

第2部「脱出ゲームの道具箱」ではより具体的に、脱出ゲームの種類、謎/パズルについて、それがどういう発想でどう作られるのか、解き方などを紹介。著者の言う“イマーシブ・ゲーム”(熱中、没頭ゲーム)というキーワードを紐解く。

脱出ゲーム愛好者、パズルファン、デザイナーにとって必携の戦略書だ。