ぶつけられたら失点『なげなげブリトー』日本語版、8月上旬発売
ホビージャパンは8月上旬、『なげなげブリトー(Throw Throw Burrito)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&アートワーク:M.インマン&E.リー&B.S.スペンス、2~6人用、7歳以上、15分、3960円(税込)。
『こねこばくはつ』制作陣によるアクションカードゲームで、キックスターターを経て2019年に発売され、ゴールデンギーク賞のパーティーゲーム部門にノミネートされている。カードをいち早く揃え、スポンジ製のブリトーを他プレイヤーに投げつける。
全員一斉に手札を回してできるだけ早く3枚セットを作り、自分の前に置いて点数になる。ちょっと愉快な動物が描かれたカードのセットの得点は1点、一部の特別なセットは2点で、さらにそのカードの効果によってなげなげバトルが発生する。
バトルは「戦闘」「乱闘」「決闘」の3種があり、いずれも付属のブリトーを投げつけ合い、最初にブリトーを食らったプレイヤーが減点となる。かがんだり避けたりしてうまく回避しよう。当たっても痛くないが、本気で逃げ回ったりするので室内では割れ物に注意!
1ラウンド目で最高得点のプレイヤーは「我こそ最恐」バッジを受け取り、2ラウンド目もそのプレイヤーが最高得点ならばそのプレイヤーの完全勝利。他のプレイヤーが最高得点ならば両者で「決闘」を行って勝敗を決める。
内容物:カード 120枚、スポンジ製ブリトー 2個、「我こそ最恐」バッジ 1個、ぶたれブリトートークン 6個、ルールシート
(写真は英語版)
ヴェネツィアのガラス職人競争『ミルフィオリ』日本語版、9月→2023年2月9日発売
メビウスゲームズは9月2023年2月9日、『ミルフィオリ(Mille Fiori)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:S.ロレンツ、2~4人用、10歳以上、60~90分、6200円(税込予価)。
イタリア・ヴェネツィアのムラーノ島を舞台に、ガラス細工を作って売るドラフト&タイル配置ゲーム。タイトルはイタリア語で「千の花」という意味。R.クニツィアのデザインで、シュミットシュピーレ(ドイツ)から昨秋発売された。
5枚のカードから1枚を選び、ボード上の対応するマークのマスに自分のクリアコマを置く。残りのカードはそれぞれ左隣のプレイヤーに渡す。
ボードには5つのエリアがあり、工房では材料を揃えてボーナス点を獲得し、住居では順番にタイルを置いて得点する。人物はピラミッド状に配置し、交易はパターンを作り、港では品物を揃えて船を進める。追加カードをプレイできるボーナスもある。カードのストックか誰かのコマがなくなったらゲーム終了で、合計得点を競う。
さまざまな得点パターンに他のプレイヤーとの順番を巡るインタラクションが絡み合い、クニツィア特有のジレンマとユーロ感を生み出している。