『ドミニオン:海辺 第2版』日本語版、6月下旬発売
『ドミニオン』が一世を風靡した2009年に発売された第2拡張セットが今年になってリニューアル。次のターンまで効果が持続するカードや、次のターンの準備をするカードが特徴で、通常のターンの枠を超えてプレイできるようになる。『ドミニオン:海辺』旧版から8種類が入れ替わり、1種類が追加になって、合計27種類の王国カードが入っている。
旧版からなくなったのは「抑留」「幽霊船」「探検家」「海賊船」「大使」「航海士」「海の妖婆」「真珠採り」。代わって「封鎖」「サル」「海賊」「コルセア」「船乗り」「潮溜り」「海の魔女」「海図」が入り、さらに「アストロラーベ」が追加された。新カードの効果は、うりはり氏のnote(1,2,3)でまとめられている。
内容物:カード 300枚、プレイヤーマット 12枚、収納トレイ、インデックスシート、ルールブック
『ドミニオン:海辺 第二版』カードはこのような感じ……効果がプレイされた次の自分ターンまで続く持続効果などが加わります。コンポーネントはカード300枚とプレイヤーマットだけとなりました。トークン類はナシ。 pic.twitter.com/ed6HkiSBoE
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) May 31, 2022
『スリーピングゴッズ』日本語版制作プロジェクト、CF受付6月26日まで
1929年、未知の海に漂着した蒸気船マンティコア号の船員たちが、「神々のトーテム」を探し出して元の世界に帰ることを目指す協力ゲーム。『アバブ&ビロウ』のレッドレイヴンゲームズ(アメリカ)がキックスターターを経て2021年に発売した。キックスターターでは12000人から114万ドル(1億4600万円)を集め、国際ゲーマーズ賞ソロゲーム部門ノミネート、ゴールデンギーク賞ではミドル級大賞、イノベーティブ、テーマ、ソロ、協力、アートワークの6部門にノミネートされ、テーマとアートワークで部門賞を受賞している。
26ページのバインダー状の地図の上で蒸気船コマを移動させ、行き先を決めて170ぺージのストーリーブックを読むことでさまざまなイベントが起こる。地図はオープンワールド状になっており、地図の端まで行けば次のページの地図につながる。ナラティブ要素に加えて、リソースマネージメント、船の管理とアップグレード、そして戦闘といったゲーム上の選択もあり、没入感を高める。
1回のゲームは1~2時間で、途中でログシートにデータを記録して次回はその続きからプレイする。キャンペーン中、同じメンバーでプレイする必要はなく、1人でプレイを進めてもよい。どんな冒険が待っているか、この目で確かめよう。
・CROWDFANS:スリーピングゴッズ日本語版(+拡張2種類)