エルサレムを復興『エズラとネヘミヤ』日本語版、1月24日発売
ケンビルは1月24日、『エズラとネヘミヤ(Ezra and Nehemiah)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.J.マクドナルド&S.フィリップス、イラスト:S.フィリップス、1~4人用、13歳以上、120分、9350円(税込)。12月25日まで下記サイトで先行販売中。
北海・西フランク王国・南チグリスの各3部作をリリースしてきたガーフィルゲームズ(ニュージーランド)の新作。『スキタイの侵略者』『ハドリアヌスの長城』に続く「古代アンソロジー」シリーズに位置づけられている。紀元前6世紀のバビロン捕囚後、エルサレムに戻って復興した2人のユダヤ人の故事に基づき、城壁と城門を再建し、神殿を建設して、帰還したユダヤ人に律法を教育する。
ゲームは3ラウンドにわたって行われ、各ラウンドは7日間からなる。手番には手札からキャラクターカードをプレイヤーボードにプレイした後、神殿の業務、城壁と城門の建設、律法教育と旅行のいずれかのアクションを行う。プレイヤーボード上の対応する旗の数によってアクションの強さが変わり、能力や得点を獲得していく。6手番行ったら休息日となり、預言者の審判や食料供給などがあって次のラウンドへ。3ラウンドで勝利点の合計を競う。
旗を集めて得意なアクションを作りつつ、さまざまな能力を開花・組み合わせて高得点に結びつけよう。仮想プレイヤーと対戦するソロモードあり。
(写真は英語版)
『アンロック!:ゲームアドベンチャー』日本語版、1月上旬発売
ホビージャパンは3月下旬、『アンロック! ゲームアドベンチャー(Unlock!: Game Adventures)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.コーエットほか、イラスト・M.モテットほか、1~6人用、10歳以上、60分、5940円(税込)。プレイするには、AndroidまたはiOSデバイス(タブレットかスマートフォン)が必要。
エスケープ(2017)、ミステリー(2017)、シークレット(2017)、エキゾチック(2018)、ヒロイック(2018)、タイムレス(2019)、エピック(2019)、ミシック(2020)に続く協力型の卓上脱出ゲームシリーズ第9弾。オリジナルは2021年に発売され、シリーズで初めてドイツ年間ゲーム大賞で特別賞を受賞した。
チュートリアルと、それぞれ60枚以上のカードで構成される3つの冒険シナリオが入っている。プレイは同梱のカードセットと無料アプリをインストールしたiOSデバイス(プレイ中にインターネット接続は不要)を用いて行う。カードをよく観察して現場を捜索し、物品を組み合わせて時間内にパズルを解き明かしていく。
今回収録されているシナリオはいずれもボードゲームがテーマで、アメリカを横断する多事多難な旅で鉄道王の企みの裏をかく「チケット・トゥ・ライド」、謎に満ちた夢のような捜査のためにウォリックの大邸宅に足を踏み入れる「ミステリウム」、人類を脅かす疫病の蔓延に立ち向かう「パンデミック」の3本。前作を遊んだことがなくてもチュートリアル付きでプレイ可能。今回はどんなストーリーと謎解きが待っているだろうか?
内容物:ルールブック 1冊、チュートリアル(カード10枚)、3つの冒険(カード180枚)、地図 1枚、赤いキューブ 6枚、解答小冊子 1冊