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「推しボードゲームデザイナー総選挙2024」1位にTakeWatch氏

ボードゲームウェブマガジン「BROAD」は9日、第2回となる「推しボードゲームデザイナー総選挙2024」の結果を発表した。昨年を超える130名以上の投票から、1位にはTakeWatch氏が選ばれた。

投票は1月15日から約半月間にわたってGoogle Formで行われ、5名まで日本で活躍するボードゲームデザイナーの名前を挙げてもらい、1位5ポイント、2位4ポイント……5位1ポイントとして集計。20位までが発表された。結果は以下の通り。

1位に選ばれたTakeWatch(Takeo Yamada)氏は『Otaru -1899-』『アマルフィ』などの作品があり、昨年の7位から順位を上げた。「精神科医のボードゲーム日記」の鋭い評論でも知られる。2位には『エーテルグライダー』『異世界ギルドマスターズ』の蜂月氏(昨年4位)、3位には『スノープランナー』の明石氏が入った。20位以内で初登場なのは明石氏のほか、BakaFire(『桜降る代に決闘を』)、秋山昂亮(『EAT/PAINT』)、与儀真一氏(『天下鳴動』)の4名。

発表サイトには投票で挙がったタイトル名や、推し理由がまとめられている。今度のゲームマーケットで発表される新作があったらチェックしてみてはいかが。

BROAD:全国推しボードゲームデザイナー総選挙2024 結果発表

推しボードゲームデザイナー総選挙2024
1位:TakeWatch(フリー)
2位:蜂月(六角えんぴつ)
3位:明石(14games)
4位:Shun/Shun&AYA(Studio GG)
5位:上杉真人(I was game)
6位:宮野華也(Mob+)
7位:BakaFire(BakaFire Party)
8位:北条投了(芸無工房LOSERDOGS)
9位:かく(SUSABI GAMES/遊陽ゲームズ)
10位:カナイセイジ(カナイ製作所)
11位:戸塚中央(TACTICAL GAMES)
12位:林尚志(OKAZUbrand)
13位:秋山昂亮(YUTRIO)
14位:新澤大樹(倦怠期)
15位:川崎晋(カワサキファクトリー)
16位:佐藤雄介(新ボードゲーム党)
17位:さとーとしき(さとーふぁみりあ)
18位:工藤さん(工藤さんのゲーム)
19位:与儀真一(77spiele)
20位:齋藤隆(BrainBrainGames)

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氷河期のサバイバル『ドッガーランド』日本語版、2月23日発売

テンデイズゲームズは2月23日、『ドッガーランド(Doggerland)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.ギルバート&J.D.スノーコフ、イラスト:E.ルディエ&Y.ヴィルヌーヴ、1~4人用、14歳以上、プレイ人数×30分、11880円(税込)。

オリジナルはスーパーミープル社(フランス)から昨年発売された作品。1万5千年前の氷河期、北海に沈んだイギリス-ヨーロッパ間の陸地を舞台に、各部族が厳しい環境の中を生き抜き、自分たちの部族が暮らした痕跡を残すことを目指す。

毎ラウンド、さまざまなアクションをプログラムして実行する。居住地を建て部族を増やし、さまざまな技術レベルを上げて探索や狩猟をより効率よく実行できるようにしつつ、豊かな資源を求めて未踏の地へと踏み出し、季節ごとに移動する獲物を追いかけ、より魅力的な土地へと移住していく。痕跡として工芸品や壁画を作るが、神秘的なシャーマンの力を用いれば、フレスコ画や巨石を設置して大きな痕跡を残すことができる。

ゲームは夏と冬が交互に訪れ、冬にはアクションに必要なリソースが増える。厳しい冬を見据えたリソースマネージメントやプランニングが求められるだろう。プリントコマやダブルレイヤーの個人ボードなど、スーパーミープル社が得意とする豪華コンポーネントも見ものだ。

テンデイズゲームズ:ドッガーランド日本語版

Doggerland
(写真はフランス語版)