発売20周年で金銀黒3色に『アルゴプラス』9月1日発売
学研プラスは本日、『アルゴ プラス』を発売する。ゲームデザイン:若杉栄二、2~4人用、6歳以上、20分、2200円(税込)。
2002年に発売され、『ダヴィンチコード』などのタイトルで海外版も制作。累計発行数180万部以上という推理ゲームをリメイク。白黒の2色から金銀黒の3色に増やし、ジョーカーも加えて難易度を上げた。
各自、配られたカードを昇順(同じ数字のときは黒<銀<金)に並べ、順番に他プレイヤーのカードを当てる。当たっていたらそのカードは公開され、当てた人は山札から引いたカードを自分のカードに伏せて加える。外れたら引いたカードは公開して加えなければならない。全て当てられた人は脱落し、最後まで残っていた人が勝者となる。
カードの色が増えたことで難易度が上がったほか、山札からジョーカーを引くと2回失敗するまで連続アタックできる大逆転ルール、従来ルール、新2人用ルールでも遊べる。
内容物:金銀黒カード(0〜11、各12枚)36枚、ジョーカー 4枚、『アルゴ プラス』ルールブック、『アルゴ ベーシック』ルールブック、収納ケースとスリーブ
カルカソンヌ日本選手権2022、望月隆史氏が5度目の優勝
第11回カルカソンヌ日本選手権(主催・メビウスゲームズ、実行委員会)が8月27日(土)、すみだ産業会館にて開催された。昨年を大幅に上回る35回の全国各予選の成績優秀者とシード選手が参加し、望月隆史氏が3大会連続5度目の優勝に輝いた。
ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選6ゲームの成績で上位8名が準々決勝に進出し、うち4名が準決勝、そして2名が決勝へと勝ち進む方式。決勝で来住野曉氏を下し、2014、2017、2019、2021年に続いて5度目の日本一となった。
第16回カルカソンヌ世界選手権は10月9日(日)にエッセン・シュピール会場内にて開催される予定。コロナ禍にもかかわらず、現在までに約30カ国がエントリーを表明しており、昨年不参加だった日本代表も参加する予定。望月氏はこれまで優勝1回、準優勝1回の好成績を収めており、2度目の優勝を視野に入れる。
歴代日本代表の世界選手権における成績は望月隆史氏(優勝、準優勝、準々決勝進出、11位)、藤本巌郎氏(優勝、準々決勝進出)、小向真之介氏(準優勝)、村田大輔氏(5位)、月形祐輔氏(7位)、根岸丈氏(18位)、岩村響氏(25位)。国別ランキングで日本は5位。昨年からオンラインで行われているカルカソンヌ・チーム世界選手権(WTCOC)では3年連続優勝を果たしている。
9月4日追記:世界選手権は望月氏がスケジュールの都合で不参加となり、繰り上がりで準優勝の来住野曉氏(中学3年)が日本代表として参加することになった。