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パンデミックシステム『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』日本語版、10月下旬発売

ホビージャパンは10月下旬、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ パンデミックシステムゲーム(Star Wars: The Clone Wars)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.オートロフ&M.リーコック、1~5人用、14歳以上、60分、7700円(税込)。

スターウォーズの世界を舞台に、『パンデミック』のゲームシステムを使った協力ゲームで、ズィーマンゲームズ(カナダ)から今秋世界一斉発売となる。混沌を極める銀河で、伝説のジェダイとなり、強大な敵と戦う。

邪悪なシス卿とその分離主義勢力の軍事兵器が惑星を次々と陥落させていく中で、共和国グランド・アーミーはドゥークー伯爵の恐るべきドロイド軍を倒すために勇敢な戦いを繰り広げている。この壊滅的な紛争の形勢を一変させさせなければならない。伝説のジェダイとして仲間と共にバトル・ドロイド軍団とその卑劣な指揮官に立ち向かう。

プレイヤーはそれぞれジェダイとなり、互いに協力しながら独自の特殊能力を使って分離主義勢力を撃退し、共和国を勝利に導くことを目指す。ヨーダ、アナキン、オビ=ワンなどの伝説のジェダイや、ドゥークー伯爵やグリーヴァス将軍などのヴィランたち、バトル・ドロイドなどのプラスチック製フィギュアが50体入り、各ヴィランをフィーチャーした4つのシナリオでスターウォーズの世界を存分に味わえる。

内容物 プラスチック製ミニチュア50個、ゲームボード1枚、ダイス1個、カード138枚、シート4枚、プラスチック製マーカー6枚、プラスチック製スライダー1個


(写真は英語版)
© & ™ Lucasfilm Ltd. © Z-Man

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イノシュピール2022に『ヘイヨー』、初の日本人受賞

フリードヘルム・メルツ社は5日、エッセン・シュピール前日の記者会見にて、革新的なボードゲームに贈られる賞「イノシュピール(innoSPIEL)」を発表した。予め発表されていた3作品の中から、日本人作品『ヘイヨ-』が選ばれた。

イノシュピールはボードゲームの市場が年々拡大し、1000タイトル以上の新作が発売される中、革新的なボードゲームに光を当て、信頼できるガイドとすると共に、品質と革新性に光を当てるねらいで、「金の羽根・模範ルール賞」に代わって2017年に設立された。ボードゲーム評論家、イベント主催者、ボードゲームショップ店長、ブロガーなど7人が選考し、これまで『マジックメイズ』『クールランニング』『壁をぬけて』『ルート』『スピニングアドベンチャー』が大賞に選ばれている。

日本人作品として初めての受賞となった『ヘイヨー』は、同梱の専用デバイスによるリズムに合わせて、マークを揃えてカードを出していく協力ゲーム。ゲームマーケット2019秋にBrainBrainGamesから頒布された『ファイブラインズ』をリメイクして、オインクゲームズから2020年に国内発売、2021年に海外発売された。選評は公式サイトが更新され次第、ここに追記する。

オインクゲームズは今年、『スカウト』がドイツゲーム賞で8位を獲得しており、同日授賞式が行われて2回の登壇となった。

『ヘイヨー』作者の齋藤隆氏とオインクゲームズドイツ支社のラウラ・グルントマン氏