お題に合うカードはある?『12スート』日本語版、9月23日発売
カワダは9月23日、『12(トゥエルブ)スート(Suited)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:G.ウッコ、2~6人用、8歳以上、15分、1320円(税込)。
ザ・ハッピーパズル・カンパニー(イギリス)から2017年に発売された作品。手札のお題カードに合うスートカードをプレイして、手札を早くなくすことを目指す。
各プレイヤーに「○のスートが○以上」などというお題が書かれた指示カード6枚と、12個のスートが描かれた回答カード6枚を配る。山札から指示カードを1枚めくってスタート。
手札から指示カードに合う解答カードをプレイし、出せたら指示カードを出して次のプレイヤーの手番となる。出せなければ指示カードと回答カードの山札から1枚ずつ引かなければならない。こうして手札を先に亡くしたプレイヤーが勝者となる。
全員に1枚引かせる指示カードやオールマイティーの回答カードが入り、逆転も生み出すようになっている。
内容物:指示カード 60枚、回答カード 60枚、遊び方説明書 1冊
国際ゲーマーズ賞2022に『カーネギー』ほか
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は16日、ウェブ上にて今年の大賞作品を発表した。先月13日に発表されていた3部門各18タイトルのノミネートから、マルチプレイヤー部門に『カーネギー』、2人プレイヤー部門に『アーク・ノヴァ』、ソロ部門に『カスカディア』が選ばれた。いずれも日本語版が発売されている。
今年で23年目となるこの賞。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の9カ国から23名の審査員がボードゲーム愛好者の目で投票し、集計して発表している。
『カーネギー』はクワインドゲームズ(オランダ)が今春発売したアメリカの企業経営ゲームで、アクションフォローのメカニクスを使った重量級ゲーム。日本語版は数寄ゲームズから発売中。
2人プレイヤー部門の『アーク・ノヴァ』は、今年のドイツゲーム賞を受賞した作品。昨年2人プレイヤー部門を受賞した『マイシティ』と同様4人までプレイできるが、プレイ時間の長さもあって2人プレイも人気である。日本語版はテンデイズゲームズから。ソロ部門は今年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『カスカディア』。こちらも4人までプレイできるが、ソロプレイでは好成績を目指す単体のプレイだけでなく、シナリオモードもプレイできる。日本語版はケンビルから(現在品切れ中)。
International Gamers Awards: 2022 Winners
【国際ゲーマーズ賞2022】
マルチプレイヤー部門:カーネギー(Carnegie)
ゲームデザイン:ゲームデザイン:X.ジョルジュ/クワインドゲームズ
ファイナリスト:アーク・ノヴァ、ブーンレイク、ダイスレルム、ゴーレム
2人プレイヤー部門:アーク・ノヴァ(Ark Nova)
ゲームデザイン:M.ヴィッゲ/フォイヤーラント
ファイナリスト:ブーンレイク、ゴーレム、イッツアワンダフルキングダム、ミクロマクロ:クライムシティ・フルハウス
ソロ部門:カスカディア(Cascadia)
ゲームデザイン:R.フリン/フラットアウトゲームズ
ノミネート:アーク・ノヴァ、バットマン:ザ・ダークナイト・リターンズ、カスカディア、エラ&サムシングシャイニー、ファイナルガール、ミクロマクロ:クライムシティ・フルハウス、ソルジャーズ・イン・ポストメンズ・ユニフォーム