第1回Board Game Japanカップに『歯の王様をまもるゲーム』
学習要素を含むボードゲームの開発などを行うNPO法人「Board Game Japan」は本日、「第1回Board Game Japanカップ」の結果を発表した。クリエイター部門42応募作品から審査の結果、『歯の王様をまもるゲーム』が大賞に選ばれた。その他の受賞作品は以下の通り。
『歯の王様をまもるゲーム』は歯科医がデザインしたボードゲームで、「歯ブラシ」「フッ素」「フロス」「タフト」「歯医者さん」の力を借りてチームで一丸となり、「歯の王様」を守る協力ゲーム。ユニークさ・学習要素・ゲーム性を兼ね備えた作品として評価された。
審査員は東京大学未来ビジョン研究センター准教授の江間有沙氏、滋賀大学教育学部教授の加納圭氏、Board Game Japan代表理事の堂野能伸氏。大賞の副賞として5万円(アマゾンギフトカード)と、ゲームマーケット2023春の「研修ゲームラボ」ブースに交通費付きで出展する権利が送られる。
ユーザー部門(文章・画像)では6作品の中から、ボードゲーム川柳とボードゲーム作文が1点ずつ選ばれている。
第1回Board Game Japanカップ
クリエイター部門
大賞:『歯の王様をまもるゲーム』(株式会社Dental Defense 生澤右子/スピカデザイン 大下修央)
審査員特別賞:
『ソノトキボクハ』(AvignonGames)
『ツミキルン!?︎』(渡邉かれん)
『ペリー来航の7日間』(チーム家系)
入賞:
『LIFE』(フダコマ広場)
『漢ポー』(石川家)
『グラマ』(学生団体ビーラインドプロジェクト)
『ごみゼロゲーム』(坂野晶)
『ぎゅっと~AIとともに生きる~』(りんごラボ)
ユーザー部門
入賞:
ボードゲーム川柳(たかひろう)
ボードゲーム作文(のぼりくだり)
東京南町田に特設ボードゲーム売り場「ボドゲパーク」3月25日から1年間
東京・南町田の「南町田グランベリーパーク」に3月25日、特設ボードゲーム売り場「ボドゲパーク」が開設される。東急・南町田グランベリーパーク駅徒歩6分、10:00~20:00、無休。
南町田グランベリーパークはグランベリーモールを再開発して2019年にオープンした複合商業施設。「キッズディスカバリー」にある「博品館トイズコンセプト」内のコーナーとしてボードゲームが展示される。
出展するのはアークライト、ジーピー、JELLY JELLY GAMES、ホビージャパン、ホビーベースイエローサブマリンの5社で、『ミリメモリー』『ウボンゴポケモン』『かさねっこ』『ドブル』『スティックスタック』など、主にファミリー向けのボードゲームを展示販売する。
1年間という長いスパンで行われることで遠方でも見に行くチャンスはありそう。今後は新作の先行発売や店頭の体験会イベントも予定している。