明日からJGC
アナログゲームファンの祭典JGC(Japan Game Convention)が明日から3日間、新横浜プリンスホテル(新横浜徒歩5分)で開かれる。すでに宿泊分は受付を終了しているが、土日は参加費無料なので足を運んでみてはいかが。
JGCはテーブルトークRPG主体だが、ボードゲーム関連のブースもある。オフィス新大陸がプロデュースする「ボードゲームキングダム」ブースでは、「Theゲームナイト」で取り上げられたゲームを遊べるほか、番組ゲストの登場や賞品つきの謎解きイベントが用意されているという。
また、ホームページで参加を表明しているプレイスペース広島やゲームストアバネスト、JGCの企画運営に携わっているアークライトがボードゲームを出展する可能性もある。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれない。
・JGC2008:当日参加
・ボードゲームキングダム:今年も出展!! JGC2008
オーストリアゲーム大賞に『ズライカ』
ウィーン・ボードゲーム・アカデミー(Wiener Spiele Akademie)は8月19日、今年のオーストリアゲーム大賞(Spiel der Spiele ゲーム・オブ・ゲームズ)を発表した。8回目となる今年の栄冠には『ズライカ(Suleika)』が輝いた。
オーストリアゲーム大賞はドイツ年間ゲーム大賞と並んでゲームをめったに遊ばない一般層を対象にゲームを選んでいる。候補の絞込みまではゲーム経験豊かなアカデミーのメンバーで選ぶが、最終選考はほとんどゲームを遊んだことのない大学教授や芸能人が決めている。
『ズライカ』はフランスのギガミック社が『マラケシュ(Marrakech)』というタイトルで発売し、フランス年間ゲーム大賞(Jeu de l’anee)に輝いた。今年になってドイツのツォッホ社がリメイク、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)にノミネートされている。
アカデミー代表のD.デ・カサン氏は最近のボードゲームのトレンドについて、幅広い年齢層で遊べるものや2人でも楽しめるものが多いことと、フリーク向けゲームの充実を挙げている。大賞と同時に発表された各部門のヒットゲームは以下の通り。例年よりファミリーゲーム部門を増やし、多人数部門と2人用部門をなくすなど、トレンドに対応している。
【オーストリアゲーム大賞2008】
大賞:ズライカ(D.エルハルト / ツォッホ)
キッズゲーム部門:お宝ヨーイドン(R.フラガ / ハバ)
〃 :ヘーゼルナッツ仲間(B.ヘーンレ / クイーンゲームズ)
〃 :ラウラ初めてのお泊り(K.ハファーカンプ / アミーゴ)
ファミリーゲーム部門:ブロクス(W.クラマーほか / ラベンスバーガー)
〃 :デウカリオン(A.シュタインベンダーほか / パーカー)
〃 :ドラゴンパレード(R.クニツィア / ピアトニク)
〃 :ドラゴンダイス(W,パニング / シュミット)
〃 :グローバリッシモ(G.ブルクハルト / コスモス)
フレンドゲーム部門:ギャラクシートラッカー(V.フヴァティル / チェコ)
〃 :ストーンエイジ(M.ブルンホファー / ハンス)
〃 :魔法にかかったみたい(A.ペリカン / アレア)
エクスパートゲーム部門:アグリコラ(U.ローゼンベルク / ルックアウト)
〃 :レースフォーザギャラクシー(T.レーマン / アバクス)
〃 :護民官(K.H.シュミール / ハイデルベルガー)
・Ostreicher Spielpreis:Spiel der Spiele 2008